Address Manager は、ポート ボンディングによるネットワーク冗長化を 4 ポート DNS/DHCP サーバ アプライアンスでのみサポートしています。
4 ポート DNS/DHCP サーバ アプライアンスのネットワーク冗長化の構成では、ネットワークの通信量が最も多い領域にトラフィックが転送されるように、マルチギガビットのパイプを作成することで、より優れたネットワーク容量と信頼性を提供します。ポート ボンディングは、負荷分散およびインターフェイスの冗長性に使用できます。
ほとんどのシナリオについて、BlueCat では、DNS/DHCP サーバを追加または交換する場合に、Address Manager ユーザ インターフェイスからネットワーク冗長化を有効にすることを推奨します。
- サーバを追加する場合は、「Address Manager への DNS/DHCP サーバの追加」を参照してください。
- サーバを交換する場合は、「サーバを交換する」を参照してください。
サポートされるボンディングモード
DNS/DHCP サーバ アプライアンス サポート:
- フェールオーバー: ボンド内の 1 つインターフェイスだけがアクティブ (プライマリ) のアクティブ/バックアップ ボンディング。これにより、プライマリ インターフェイス (eth0) に障害が発生すると、セカンダリ インターフェイス (eth3) が透過的に引き継ぎます。
- 負荷分散: 業界標準 802.3ad 集約プロトコルを使用したアクティブ/アクティブ ボンディング。速度と全二重/半二重設定は集約グループ内で同一です。各インターフェイスはスループットを共有し、いずれもアクティブです。プライマリやセカンダリという位置付けはありません。注: アクティブ/アクティブ (802.3ad) 負荷分散は、DNS/DHCP サーバの追加または交換の際に、Address Manager ユーザ インターフェイスから有効にする必要があります。アクティブ/アクティブ負荷分散を有効にする場合、まず Address Manager から DNS/DHCP サーバでのアクティブ/アクティブを有効にしてから、ネットワーク スイッチでアクティブ/アクティブ (802.3ad) を構成する必要があります。これで、DNS/DHCP サーバとの接続の切断が防げます。