データベース レプリケーションの構成方法です。
データベース レプリケーションで使用されるプライマリ サーバおよびスタンバイ サーバの設定を構成します。
データベース レプリケーションの構成方法:
重要: Address Manager
でレプリケーションを構成する前に、レプリケーション状態にしたい Address Manager
サーバ間に信頼関係を確立する必要があります。
- [管理] タブを選択します。タブは最後に作業したページを記憶しているので、もう一度 [管理] タブを選択して、確実に [管理] ページで作業するようにします。
- [データベース管理] で [データベース管理] をクリックします。
- [データベース レプリケーション] をクリックします。
- [データベース レプリケーション] メニューをクリックして、[構成] を選択します。
-
[データベース レプリケーションの構成] で、次のデータベース
レプリケーションのパラメータを設定します。
- プライマリ サーバ: データベース レプリケーションを有効にするサーバの IPv4 または IPv6 アドレスが表示されます。このサーバはプライマリ サーバになります。
- 圧縮: データベース レプリケーション ストリームの圧縮を選択します。プライマリ
サーバとスタンバイ サーバ間のネットワーク帯域幅が十分に確保されていない可能性がある場合は、圧縮を使用します。重要: データベース レプリケーション ストリームの圧縮は、リソースを集中的に使用します。このオプションを使用すると、パフォーマンスに影響を及ぼす可能性があります。
- 遅延警告しきい値 (秒): 遅延警告しきい値に指定する値を入力します。1
秒単位の遅延です。プライマリ サーバとスタンバイ サーバ間の遅延が構成済みのしきい値に到達すると、Address Manager は
syslog に警告を記録し、スタンバイ サーバのデータベースとプライマリ
サーバのデータベースの間に構成済みのしきい値以上に遅延があることを警告するイベントを送信します。このフィールドの値の範囲は 0 秒 ~
2500000 秒であり、デフォルト値は 3600 秒です。注: 値を 0 秒に設定すると、Address Manager は、スタンバイ サーバのデータベースがプライマリ サーバのデータベースから遅延していることを警告するイベントを送信しません。注: データベース レプリケーションの再構成については、「データベース レプリケーションのリセット」を参照してください。
- 遅延エラーしきい値 (秒):
レプリケーションの遅延エラーしきい値を指定する値を秒単位で入力します。プライマリ サーバとスタンバイ
サーバ間の遅延が構成済みのしきい値に到達すると、Address Manager は syslog に警告を記録し、スタンバイ
サーバのデータベースとプライマリ サーバのデータベースの間に構成済みのしきい値以上に遅延があることを警告するイベントを送信します。デフォルト値は
86400 秒です。注: データベース レプリケーションの再構成については、「データベース レプリケーションのリセット」を参照してください。
- スタンバイ サーバの追加: スタンバイ サーバとして機能するサーバを選択し、[追加] をクリックします。[スタンバイ サーバの追加] フィールドに列挙されるすべての Address Manager サーバは、現在のサーバと信頼関係が確立されています。選択したサーバは最初のスタンバイ サーバです。追加のスタンバイ サーバを選択すると、2 台目のスタンバイ サーバが追加されます。
- スタンバイ サーバ 1: 最初のスタンバイ サーバの IPv4 または IPv6 アドレスが表示されます。[削除] をクリックし、スタンバイ サーバを削除します。
- スタンバイ サーバ 2 (オプション): 2 台目のスタンバイ サーバが構成済みの場合、2
台目のスタンバイ サーバの IPv4 または IPv6 アドレスが表示されます。[削除] をクリックし、スタンバイ
サーバを削除します。重要: スタンバイ サーバを追加する場合は、そのサーバは既存のデータベース レプリケーション環境または削除済みのスタンバイ サーバとは異なる必要があります。そのスタンバイ サーバがスタンドアロン サーバとして稼働している場合に限り、そのサーバを追加することができます。
プライマリ サーバとセカンダリ サーバは、両方とも同じ IP アドレスを使用できなければなりません。例えば、IPv4 アドレスと IPv6 アドレスが両方ともプライマリで使用できる場合、すべてのスタンバイで両方のアドレスを使用できなければなりません。プライマリで IPv4 アドレスしか使用できない場合、スタンバイでは IPv4 アドレスのみを使用できなければなりません。
-
[続行] をクリックします。
警告: データベース レプリケーション設定への変更を確認すると、スタンバイ サーバの既存データベースが消去されます。
- [確認] をクリックします。
- [OK] をクリックします。
1 遅延とは、プライマリ
サーバで特定のアップデートが実行された時間から、レプリケーションのスタンバイ サーバで確定された時間までの