大規模のネットワークで動的ルーティング プロトコルが必要な場合、単一の AS 内で IP パケットをルーティングするために Anycast OSPF を使用できます。Address Manager の FRRouting デーモンは、詳細な OSPF パラメータを構成します。
DNS/DHCP サーバに OSPF を使用して Anycast を構成するには:重要: Anycast OSPF は IPv6 専用環境ではサポートされません。IPv6 専用 DNS/DHCP サーバ用 IPv4 Anycast アドレスを使用して Anycast OSPF を有効にするのは、無効な構成です。
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構成ドロップダウン メニューから、構成の 1 つを選択します。
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[サーバ] タブを選択します。タブは最後に作業したページを記憶するので、もう一度タブを選択して、[構成情報] ページにいることを確認します。
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[サーバ] で、BDDS の名前をクリックします。サーバの [詳細] タブが開きます。
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サーバ名メニューをクリックし、[サービス構成] を選択します。
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[サービス タイプ] ドロップダウン メニューから、[Anycast] を選択します。
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[一般設定] で以下のパラメータを設定します。
- Anycast サービスの有効化: このチェックボックスを選択すると、Anycast サービスが有効になります。このチェックボックスを選択解除すると、Anycast サービスが無効になります。
- プロトコル: [OSPF] を選択します。選択するプロトコルのタイプに応じて、異なるフィールドが使用可能になります。
- IPv4 Anycast アドレス: 新規 IPv4 アドレス (ネットマスクなし) を入力し、[追加] をクリックします。IPv4 アドレスがリストに表示されます。
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次のオプションの認証パラメータを設定します。
- 認証: このオプションを選択すると、認証を有効にします。選択した場合、[パスワード] フィールドが使用可能になります。
- パスワード: 認証用のパスワードを入力します。
- デッド間隔: ハローメッセージがないときにピア/ネイバ ルータがプライマリ ルータへのルートを保持する時間の長さ (秒単位) を設定します。
- ハロー間隔: プライマリ ルータがピア/ネイバと接触して、まだアクティブであることを示す時間の長さ (秒単位) を設定します。
- エリア ID: OSPF エリアの値を 32 ビットの符号なし整数または 32 ビットのドット付き 10 進表記のいずれかで入力します。例えば、1、0.0.0.1 (デフォルト) または 192.168.1.1 です。
- スタブ: OSPF サブネットの使用を指定するにはこのチェックボックスを選択します。
- 認証鍵の有効化: このオプションを選択すると、OSPF ルーティング情報を暗号化します。選択した場合、[認証鍵] フィールドが使用可能になります。
- 認証鍵: OSPF に使用する認証鍵を入力します。認証鍵は、OSPF パケットの認証に使用される MD5 ハッシュの計算に使用されます。認証鍵はクリアテキストで、最大文字数は 16 文字です。
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[更新] をクリックします。