DHCP アラートは、DHCP レンジまたは共有ネットワーク内の動的なアドレス使用率が異常に小さいか大きい場合に、管理者に通知します。
未使用アドレスと割り当て済みアドレスの比率が、管理者が定義した基準値を下回った場合または上回った場合、Address Manager では電子メール メッセージまたは SNMP トラップの形でアラートが送信されます。DHCP の共有ネットワークを使用している場合、その共有ネットワーク内のすべてのネットワークに対する DHCP アラート通知が、構成レベルで設定された DHCP アラートを使用して、単一のエンティティ通知として送信されます。また、共有ネットワーク内の個別のネットワークに対する DHCP アラートが送信されるのは、オブジェクト固有の DHCP アラートがネットワークまたは DHCPv4 範囲レベルで設定されている場合のみです。
DHCP アラート設定は、構成レベルでグローバルに構成できます。これらのグローバル設定は、任意の構成におけるすべての DHCP レンジ、IP ブロック、およびネットワークによって継承されます。また、オブジェクト固有の DHCP アラート設定を構成して、グローバル設定をブロック、ネットワーク、または DHCPv4 範囲レベルで無視することもできます。
- DHCP アラートを確認するには、イベント リストで、「DHCP アラート サービス」イベント タイプでフィルタリングします。詳しくは、「DHCP アラート通知の表示」を参照してください。
- DHCP アラートを複数のユーザにフォワードするには、イベント通知サービスを構成する必要があります。詳しくは、「通知グループの管理」を参照してください。
DHCP アラート設定を構成するには: