Gateway イメージのアップロードによるコンテナのアップグレード - BlueCat Integrity - 9.5.0

管理ガイド

Locale
日本語
Product name
BlueCat Integrity
Version
9.5.0

Gateway イメージ リポジトリにアクセスできない BlueCat DNS/DHCP サーバ アプライアンスで実行中のコンテナについて、以下のアップグレード手順を実行します。

Gateway イメージのアップロードによりカスタム コンテナをアップグレードするには:

  1. BDDS の [診断] ページでコンテナを停止します。
  2. [ゲートウェイ サービス] ページで [ゲートウェイ サービスを有効化] チェックボックスの選択を解除します。[イメージを削除] および [すべてのボリュームとバインド マウントを削除] チェックボックスが表示されます。
  3. [イメージを削除] チェックボックスを選択します。未使用のローカル ボリュームならびに構成されたデータおよびログ バインド マウントをすべて削除する場合にのみ、[すべてのボリュームとバインド マウントを削除] チェックボックスを選択します。アップグレード時、DNS/DHCP サーバにデータおよびログ バインド マウントを残す場合は、[すべてのボリュームとバインド マウントを削除]の選択を解除したままにします。
    重要: [すべてのボリュームとバインド マウントを削除] を選択すると、マウントされたデータおよびログ ディレクトリは DNS/DHCP サーバから完全に削除されます。この操作は元に戻すことができません。
  4. [更新] をクリックします。ゲートウェイ サービスは BDDS アプライアンスからイメージを削除して停止します。完了すると、BDDSの [サービス タイプ] ドロップダウン メニュー ページに戻ります。
  5. [ゲートウェイ サービス] ページで以下のパラメータを設定します。
    • ゲートウェイ サービスを有効化: このチェックボックスを選択すると、BlueCat Gateway サービスが起動します。
    • ポート: BlueCat Gateway に構成するポートのリストを入力します。
    • 環境変数: 起動中にコンテナにプルする環境変数のリストを入力します。
    • ボリューム: データおよびロギング用コンテナにバインド マウントされるディレクトリ (旧称はボリューム) を設定します。
      注: サービスを無効にするとき、マウントされたデータおよびログ ディレクトリを DNS/DHCP サーバに残した場合、新しいサービスが既存データにアクセスできるように、ディレクトリが前のバインド マウントに一致することを確認してください。
      サービスを無効にするときにバインド マウントを削除した場合、新しいディレクトリを構成する際には、次の点に注意してください: DNS/DHCP サーバにパッチを適用したりアップグレードしたりするときにデータを確実に残すには、デフォルトのディレクトリ構成を使用することを推奨します。推奨デフォルト構成は、/root/gwdata/:/bluecat_gateway/ および /var/log/gateway/:/logs/ です。カスタム ディレクトリを設定するには、[削除] をクリックして既存のディレクトリを削除してから、カスタム データおよびログ ディレクトリを追加します。
      重要: カスタム データおよびログ ディレクトリを構成する場合:
      • データ用とログ用に 1 つずつ、計 2 つのディレクトリのみを指定してください。logs.
      • [SOURCE:]TARGET フォーマットを使用します。
        • SOURCE は、コンテナにバインド マウントされる DNS/DHCP サーバ ディレクトリです。カスタム ソース ディレクトリは、/root/gwmount/ (すなわち、/root/gwmount/customdir/) となります。BDDS サービスでの Gateway の基本構成の場合、TARGET 部はディレクトリがデータおよびログ用であるかどうかを決定します。データの場合は /bluecat_gateway/、ログの場合は /logs/ となります。
        • 例: /root/gwmount/mydata1/:/bluecat_gateway/
        • 例: /root/gwmount/customlogsdir/:/logs/
  6. [リポジトリ] で以下のパラメータを設定します。
    • イメージ ファイルのアップロード: 選択すると、イメージのアップロード セクションが開きます。
    • ファイルの選択: アップロードする Gateway イメージ ファイルを選択します。
      ヒント: Gateway イメージ ファイルの形式は、tar または tar.gz のいずれかでなければなりません。
      重要: UI を利用して Gateway イメージをアップロードするときにファイル サイズ制限はありませんが、タイムアウトやエラーを回避するために、大型イメージを処理するための十分な リソースが Address Manager および DNS/DHCP サーバにあるか確認することを推奨します。
    • Gateway イメージのアップロード: 選択すると、選択した Gateway イメージ ファイルがアップロードされます。ページが更新されるまで待ってから、次の操作へ進みます。アップロードが成功してページが更新されたら、イメージ名のリストが [アップロードされたイメージ] に表示されます。
  7. [更新] をクリックします。