IP グループの作成後、ユーザまたはグループにアクセス権を指定して、指定されたユーザまたはグループのみが IP グループにアクセスできるようにします。
IPv4 グループを作成し、ユーザまたはグループにアクセス権を付与すると、そのグループの IP アドレスを管理しやすくなります。例えば、IP のグループ化を実施すると、IP アドレスを小さく、より管理可能なグループに分離することで、IP アドレスの問題を容易に見つけることができるようになります。部門、ユーザ、または地域ごとに IP グループを作成することで、根本的な原因を特定しやすくなります。
IP グループにアクセス権を付与するには:
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[IP 空間] タブを選択します。タブは最後に作業したページを記憶するので、もう一度タブを選択して、[構成情報] ページにいることを確認します。
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構成ドロップダウン メニューから、構成の 1 つを選択します。
- IPv4 ネットワーク レベルで、[IP グループ] タブをクリックします。[IP グループ] セクションで、IP グループをクリックします。
- [アクセス権] で、[新規アクセス権設定] をクリックします。
- [ユーザとグループ] セクションで、権限が適用されるユーザまたはユーザ グループを指定します。
- [アクセス権] で、ユーザまたはユーザ グループに適用する次のいずれかのアクセス権を選択します。
- 非表示: オブジェクトがユーザから非表示になります。
- 表示: ユーザはオブジェクトの表示はできますが、オブジェクトの追加、削除、変更はできません。
- 変更: ユーザはオブジェクトの表示および変更はできますが、オブジェクトの追加または削除はできません。
- 追加: ユーザはオブジェクトの表示、追加、変更はできますが、オブジェクトの削除はできません。
- フル アクセス: ユーザはオブジェクトの表示、追加、変更、削除ができます。
注:
- IP グループ レベルでのアクセス権を設定すると、ネットワーク レベルで設定されたアクセス権は、IP グループ内の IPV4 アドレスには継承されません。ただし、ネットワーク内の IP グループに対するアクセス権を有するユーザにネットワーク レベルでのビュー アクセス権以上を付与し、IP グループ内で正常に IP アドレスを割り当てることができるようにする必要があります。ネットワーク レベルでのビュー アクセス権がないと、これらのオブジェクトはネットワーク レベルでしか見ることができないので、ユーザはどのアドレスが割り当て用に使用可能なのか分かりません。
- IP グループの親オブジェクトに対してアクセス権を設定するときに IPv4 グループに対するアクセス オーバーライドを選択すると、そのオーバーライド設定は、IPv4 グループ オブジェクトにのみ適用され、IP グループ オブジェクトの下の IPv4 アドレスには適用されません。
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必要に応じて [変更管理] で、コメントを追加します。
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[追加] をクリックします。