Address Manager で作成した IPv4 ブロックを使用して、IPv4 ネットワークをサブネットワークに分割できます。
Address Manager は、ネットワーク分割の拡張機能を導入しています。IP 空間をうまく管理するのに役立つよう IPv4 ネットワークを複数のサブネットワークに分割できます。
注:
- 分割前のブロックまたはネットワークにあるタグ、デプロイメント オプション、デプロイメント ロールは新しいネットワークに複製されます。分割前の子ネットワークは対応する親に割り当てられます。
- IPv4 ブロックおよびネットワークを分割するには、IPv4 オブジェクトに対する変更、追加、またはフル アクセス権が必要です。
IPv4 ネットワークを分割するには:
-
[IP 空間] タブを選択します。タブは最後に作業したページを記憶するので、もう一度タブを選択して、[構成情報] ページにいることを確認します。
-
構成ドロップダウン メニューから、構成の 1 つを選択します。
-
[IPv4 ブロック] で、分割するネットワークを選択します。
-
ネットワーク名の横にあるメニューをクリックし、[分割] を選択します。
-
[ネットワーク数] ドロップダウン メニューから、希望するサブネットワーク数を選択します。
注:
- 分割するために使用可能なネットワーク数は、分割されるネットワークのサイズに依存します。
- 選択したネットワーク数によって、ネットワーク サイズと IP アドレスが決定します。
- IPv4 ネットワークは、サイズ /31 よりも小さく分割することはできません。
-
元のネットワークのゲートウェイを保持する場合は、[ゲートウェイの保持] チェックボックスを選択します。選択すると、[各ネットワークのデフォルト ゲートウェイ] チェックボックスが選択されている場合でも、元のネットワークのゲートウェイが保持され、分割ネットワークで使用されます。選択しない場合は、元のネットワークのゲートウェイが削除される場合があり、また、関連付けられた DNS レコードも削除される場合があります。保持されたゲートウェイが、新しいネットワークで作成されるデフォルト ゲートウェイと偶然同じ IP アドレスの場合でも、保持されたゲートウェイが残ります。
-
[アドレスの割り当て] チェックボックスを選択して、デフォルト ゲートウェイを割り当てるか、または新しいネットワークにテンプレートを適用します。後でカスタム ゲートウェイを割り当てる予定がある場合は、このオプションを使用しないでください。
注: [アドレスの割り当て] チェックボックスは、選択したネットワークの数によっては適用できなくなることがあります。
-
[続行] をクリックします。
-
[ネットワークリスト] で、必要に応じて次の内容を設定します。
- 上書き競合: このオプションを選択して、ネットワーク競合を解決し、ネットワークの分割を継続します。選択すると、元のネットワーク内の競合オブジェクトおよびリンクされた DNS レコードが削除される場合があります。
- ネットワーク名: ネットワーク名を入力します。以前から存在するネットワーク名がある場合は、ネットワーク名フィールドは自動設定されます。
-
[確認] をクリックします。
注: メッセージ:
- Address Manager は、元のネットワークと新たに分割したネットワークの間で競合を検出した場合、「競合が検出されました」という警告メッセージを表示します。
- 競合を解決しないまま続行しようとすると、Address Manager は「分割できません」というエラー メッセージで警告を発します。
注: 既存ネットワークとの競合:Address Manager が、新たに作成されたネットワークのいずれかと既存ブロードキャスト ID、ネットワーク ID、あるいはデフォルト ゲートウェイとの間で競合を検出すると、競合を注意喚起する警告を受けます。変更をキャンセルするか、あるいは競合を上書きするかを選択できます。分割されるネットワークによって、競合を上書きすると、カスタム ゲートウェイなどのネットワーク パラメータが削除されることがあります。BlueCatでは、ネットワーク競合を上書きする場合は、慎重に行うことを推奨します。上書きオプションは、DHCP レンジと競合するゲートウェイには適用されません。