専用管理を使用するお客様は、VLAN インターフェイスで xHA を使用することもできます。この構成には 2 つの仮想 IP アドレスと 4 つのプライベート IP アドレスが含まれます。 VIP は、プライマリ サービスの IP アドレスで構成されたサービス インターフェイス用に 1 つ、管理インターフェイス (eth2) 用に 1 つです。プライベート IP アドレスは、各ノードのサービス インターフェイス用と管理インターフェイス用です。
重要:
- 管理インターフェイスの VIP は Address Manager と xHA ペアのアクティブ ノードとの通信を維持します。
- 各ノードのサービス インターフェイスの PIP は、同じサブネット上に存在する必要があります。
- 各ノードの管理インターフェイスの PIP は同じサブネット上に存在する必要がありますが、サービス インターフェイスの PIP とは別のサブネット上に存在しなければなりません。
eth0 上のプライマリ サービスの IP アドレス
VLAN インターフェイスおよび専用管理で xHA を使用し、eth0 インターフェイスにプライマリ サービスの IP アドレスを保持するには、以下の手順を実行します。
- 各サーバの DNS/DHCP サーバ管理コンソール から、専用管理を有効にして、IP アドレスを管理インターフェイス (eth2) とサービス インターフェイス (eth0) に割り当てます。プライマリ サービスの IP アドレスがサービス インターフェイス (eth0) にあることを確認します。
- Address Manager ユーザ インターフェイスから、管理インターフェイス (eth2) の IP アドレスを使用して各サーバを追加します。重要: xHA ペアを作成する前に、VLAN インターフェイスを個別の DNS/DHCP サーバに追加しないでください。パッシブ ノードの VLAN インターフェイス構成は、xHA の作成時にアクティブ ノードの VLAN 構成で上書きされます。
- xHA を作成します。
- Address Manager ユーザ インターフェイスから、VLAN インターフェイスを xHA ペアに追加します ([サーバ] > [xHA ペア名] > [サービス構成] > [インターフェイス])。
VLAN インターフェイス上のプライマリ サービスの IP アドレス
VLAN インターフェイスおよび専用管理で xHA を使用し、プライマリ サービスの IP アドレスを VLAN インターフェイスに変更するには、以下の手順を実行します。
注: 必要に応じて、以下の手順を実行する前に Address Manager 管理下から管理対象の DNS/DHCP サーバを削除します。
- 各ノードの DNS/DHCP サーバ管理コンソール から、専用管理を有効にして、IP アドレスを管理インターフェイス (eth2) に割り当てます。
- VLAN インターフェイスを 1 つ作成し、それに IP アドレスを割り当てます。この IP アドレスをプライマリ サービスの IP アドレスとして設定します。注:
- 各サーバのプライマリ サービスの IP アドレスは、同じサブネット上に存在する必要があります。
- 必要に応じて、eth0 の工場出荷時の IP アドレスを削除します。詳しくは、「工場出荷時のアドレスを eth0/bond0 から削除する」を参照してください。
- 管理インターフェイス (eth2) の IP アドレスを使用して、Address Manager の各ノードを追加/交換します。重要: 以前に Address Manager 管理下にあったサーバを交換する場合、[サーバの交換] ページからサービスをリセットする必要があります。これは、サービス インターフェイスを eth0 から VLAN インターフェイスに変更したことによるものです。
- xHA を作成します。
- Address Manager ユーザ インターフェイスから、xHA ペアに VLAN インターフェイスを追加します。