iDRAC - BlueCat Integrity - 9.5.0

管理ガイド

Locale
日本語
Product name
BlueCat Integrity
Version
9.5.0

インテグレーテッド リモートアクセス コントローラ (iDRAC) を使用すると、アプライアンスの遠隔制御およびモニタリングが可能になります。このセクションでは、BlueCat アプライアンスのみの iDRAC のセットアップと構成について説明します。

注: 互換性がある iDRAC アプライアンス
iDRAC は、以下のアプライアンスで構成できます。
  • Address Manager 3000、6000
  • DNS/DHCP サーバ 20、45、60、100、100D
  • BlueCat GEN4-7000 (BDDS125)、GEN4-5000 (BDDS75)、GEN4-4000 (BDDS50)、GEN4-2000 (BDDS25)
    注: BlueCat DNS Integrity CORE、BORDER、BRANCH は以下のように名称を変更しました。
    • BlueCat DNS Integrity CORE は、BlueCat GEN4-7000 (BDDS125) という名称に変わりました。BlueCat DNS Integrity CORE プロファイルを過去に構成済みの場合、そのプロファイルは、Address Manager v9.1.0 にアップグレードすると BlueCat GEN4-7000 (BDDS125) に更新されます。
    • BlueCat DNS Integrity BORDER は、BlueCat GEN4-5000 (BDDS75) という名称に変わりました。BlueCat DNS Integrity BORDER プロファイルを過去に構成済みの場合、そのプロファイルは、Address Manager v9.1.0 にアップグレードすると BlueCat GEN4-5000 (BDDS75) に更新されます。
    • BlueCat DNS Integrity BRANCH は、BlueCat GEN4-4000 (BDDS50) および BlueCat GEN4-2000 (BDDS25) という名称に変わりました。BlueCat DNS Integrity BRANCH プロファイルを過去に構成済みの場合、そのプロファイルは、Address Manager v9.1.0 にアップグレードすると BlueCat GEN4-4000 (BDDS50) に更新されます。

iDRAC は、仮想コンソールへの遠隔アクセスを可能にし、バッテリの状態、1 分あたりのファンの回転数、侵入、その他のパラメータなど、アプライアンスの物理的な状態に関する情報を提供します。また、IPv4 および IPv6 の設定を変更し、iDRAC を通じてアプライアンスをリモートで再起動したりリモート ディスク イメージにアクセスしたりすることもできます。

注:
  • BlueCat GEN4-7000 (BDDS125)、GEN4-5000 (BDDS75)、GEN4-4000 (BDDS50)、GEN4-2000 (BDDS25) アプライアンスには、個別の iDRAC ポートがあります。iDRAC をセットアップするときは、iDRAP IP アドレスを構成する必要があります。
  • Address Manager 6000 アプライアンスには、独立した iDRAC ポートがあります。iDRAC をセットアップするときは、iDRAP IP アドレスを構成する必要があります。
  • DNS/DHCP サーバ 20 アプライアンスは、eth0 イーサネット ポートと iDRAC ポートを共有します。
  • DNS/DHCP サーバ 45、60、100、100D アプライアンスには、独立した iDRAC ポートがあります。iDRAC をセットアップするときは、iDRAP IP アドレスを構成する必要があります。

iDRAC の DHCP タイムアウト

デフォルトでは、iDRAC では DHCP が有効になっており、タイムアウトは 5 分に構成されています。iDRAC が 5 分以内に IP アドレスを取得できない場合、iDRAC では DHCP が無効になります。DHCP が無効になった場合は、静的 IP アドレスを割り当てるか、Configuration Utility または仮想コンソールを使用して DHCP を再度有効にする必要があります。

  • アプライアンスに最初に電源を入れた時点から DHCP タイムアウトは、5 分になります。
  • アプライアンスの背面に電源スイッチがないモデルでは、iDRAC カードは、アプライアンスに差し込まれたときに電源が入ります。アプライアンスの背面に電源スイッチがあるモデルでは、iDRAC カードは、アプライアンスに差し込まれてアプライアンスの背面のスイッチがオンになったときに電源が入ります。どちらの場合でも、iDRAC カードへの電源供給のためにアプライアンスの前面の電源スイッチをオンにする必要はありません。
  • アプライアンスの電源をオフにしてから再度オンにしても、iDRAC DHCP タイムアウトまでの経過時間はリセットされません。