監視およびメンテナンスの目的でカスタム スクリプトを使用する場合、/home/bluecat/preserved_scripts ディレクトリにカスタム スクリプトを格納することで、アップグレード後にサーバ上のカスタム スクリプトの紛失を回避できます。
重要: BlueCat は、お客様が作成し管理している、いかなるカスタム スクリプトにも責任を負いません。アップグレードの実行後にカスタム スクリプトを目的通りに機能させることは、お客様側の責任となります。
/home/bluecat/preserved_scripts ディレクトリおよびその内容を追加、更新、削除できるのは、Address Manager 管理者ユーザのみです。 Address Manager ユーザ (管理者以外) は、このディレクトリ内のスクリプトに対して読み取りと実行しかできません。
制限事項:
- カスタム スクリプトの合計サイズは、
/homeパーティション空間の 10% を超えてはなりません。 - 出力ファイルとログを生成するスクリプトでも
/home/bluecat/preserved_scriptsに含まれないものは、アップグレード後に移行されません。 - カスタム スクリプトに追加された cron ジョブは、アップグレードの一部として移行または保持されません。cron ジョブはアップグレード後に再構成する必要があります。
例外:
/home/bluecat/preserved_scriptsディレクトリがすでに存在する場合、その内容と権限はアップグレード後に変更されないまま残ります。/home/bluecat/preserved_scriptsディレクトリの内容と権限は、ロールバック後も保持されます。