ルータ間のポイント ツー ポイントのリンクを管理するために、グローバル ユニキャスト アドレス空間に /127 のネットワークを作成します。
/127 のネットワークを使用すると、最小量のアドレス空間 (2 つのアドレスのみ) が提供されます。これにより、特に、多数のポイント ツー ポイント リンクが存在するネットワークで、ルータ間通信が容易に管理できます。また、常に相手がどのアドレスを使用しているかが把握でき、古い ICMP の実装に関する「ピンポン」問題がなくなるというメリットもあります、
この問題の詳細と /127 ネットワークのソリューションは本書の範囲外です。詳細は、RFC 3627 を参照してください。
Address Manager の /127 ネットワークについて
- /127 ネットワークは、ルータ間のポイント ツー ポイント通信に使用することのみを目的としています。
- /64 などの短いプレフィックスを持つグローバル ユニキャスト アドレス空間での他の IPv6 ネットワークと異なり、ネットワーク ルータ Anycast は、/127 ネットワークでは自動生成されません。
- /127 ネットワークでは、2つの IPv6 アドレスのみ作成することができます。0 ビットおよび 1 ビットです。例えば、2100:DB8:1000:FFFF::/127 ネットワークがある場合、2100:DB8:1000:FFFF:0:0:0:0000 および 2100:DB8:1000:FFFF:0:0:0:0001 のみ作成することができます。
/127 ネットワークを作成するには: