デプロイメント中にどの機能がオーバーライドされるかを決める優先順位は、各機能がサービス構成ファイルに書き込まれる順番に基づきます。
デプロイされる順番が遅いほど、優先順位が高い設定です。例えば、DNS ビューは、その配下のゾーンよりも前に書き込まれます。そのため、ゾーンで行った設定はビューの設定をオーバーライドします。同じ理由で、サブゾーンのオプションは、その親ゾーンのオプションより優先されます。
Address Manager 構成の各レベルは、次のレベルがデプロイする前に完全にデプロイされます。そのため、すべての DNS ビューが同時に書き込まれます。次に、これらの各ビューのすべてのゾーンが書き込まれます。あるビューに対する全ゾーンが書き込まれてから、次のビューに移ります。サブゾーンはその親ゾーンの後に書き込まれるため、よりローカルなオプションが優先されます。
- 構成
- サーバ
- インターフェイス
- サーバ ロール
- サーバのオプション
- DNS ビュー (オプションとロールを含む)
- DNS ゾーンおよびサブゾーン (オプションとロールを含む)
- IP 割り当てに基づく逆引き DNS 空間 (DNS オプションとロールの両方を含む)
サーバ ロールは、そのサーバに必要なロールと互換性のないオプションを除外するために使用されます。サーバに選択されたロールと互換性がないオプションは、構成に書き込まれません。この種の構成エラーを発見するには、デプロイ前にデータ チェッカーを使用します。
リソース レコード セット内のリソース レコードが初めてデプロイされるとき、その TTL はセットで最初に読み込まれたレコード (つまり、最も小さい数字のオブジェクト ID を持つレコード) の TTLに基づきます。リソース レコード セットは、ラベルとタイプが同じレコードです (my.example.com
用の 2 つの個別の TXT レコードなど)。リソース レコードを後で更新すると、セットで前回読み込まれたレコード (最も大きい数字のオブジェクト ID を持つレコード) から TTL を使用します。