データベースの復元 - BlueCat Integrity - 9.5.0

管理ガイド

Locale
日本語
Product name
BlueCat Integrity
Version
9.5.0

バックアップ ファイルから Address Manager データベースを復元する方法です。

Address Manager データベースは、ローカルのバックアップ ファイルから復元できます。バックアップ ファイルからデータベースを復元する場合は、指定されたファイルからデータベースを復元する前に、Address Manager によって既存のデータベースのバックアップが自動的に作成されます。

注: Address Manager ソフトウェアをアップデートする場合、Address Manager のローカルのバックアップ ファイルは以前のバージョンの Address Manager からアップデートされたバージョンに移行されません。バックアップ ファイルをリモートの場所に送信するようにデータベースのバックアップを構成するか、システムをアップデートする前にローカルのバックアップ ファイルを移動することをお薦めします。

バックアップ ファイルからデータベースを復元するには、最初にバックアップ ファイルをアプライアンスの /data/backup ディレクトリにコピーする必要があります。バックアップ ファイルをこのディレクトリにコピーしたら、Administration Console にログインしてデータベースを復元できます。

重要: データベースのバージョンが、Address Manager ソフトウェアの現在のバージョンおよび正しいパッチ レベルと一致している必要があります。以前のバージョンの Address Manager からより新しいバージョンにデータベースを復元しようとしないでください。以前のバージョンからデータベースを復元する必要がある場合、またはデータベースの復元を実行するための支援が必要な場合は、BlueCat カスタマー ケア に連絡してください。
データベースを復元するには:
  1. メイン セッション モードで、configure backup と入力して Enter キーを押します。
  2. execute restore <name> と入力して Enter キーを押します。name には、復元するバックアップ ファイルの名前を入力します。データベースの復元中は、ステータス情報が Address Manager に表示されます。

Address Manager では、選択したバックアップ ファイルから復元が行われる前に、既存のデータベースのバックアップが自動的に作成されます。自動バックアップは /data/backup ディレクトリに proteus.dat.nnnnnnnnnn.pre_restore というファイル名で作成されます。ここで、nnnnnnnnnn は一意の識別子です。.pre_restore ファイルは自動的に圧縮されてサイズが最小化されるため、通常、バックアップ スケジュールによって作成されるバックアップ ファイルよりも小さくなります。

.pre_restore は通常のデータベース バックアップ ファイルと同様に保持およびアーカイブすることができ、.pre_restore ファイルからデータベースを復元できます。.pre_restore バックアップ ファイルからデータベースを復元するには、execute restore コマンドにファイル名を指定します。

注: .pre_restore バックアップ ファイルは圧縮されているため、Address Manager はファイルをスキャンしてデータベースのバージョン番号を判別できません。.pre_restore ファイルからデータベースを復元する場合、Address Manager はバックアップ ファイルが現在のバージョンの Address Manager ソフトウェアと互換性がない可能性があると警告します。

互換性があるバージョンのバージョン番号であることが確実である場合は、Yes と入力してそのファイルから復元します。

.pre_restore ファイルのデータベース バージョン番号が互換性があるバージョンである確信がない場合は、No と入力して復元を取り消します。