バックアップ ファイルから Address Manager データベースを復元する方法です。
Address Manager データベースは、ローカルのバックアップ ファイルから復元できます。バックアップ ファイルからデータベースを復元する場合は、指定されたファイルからデータベースを復元する前に、Address Manager によって既存のデータベースのバックアップが自動的に作成されます。
バックアップ ファイルからデータベースを復元するには、最初にバックアップ ファイルをアプライアンスの /data/backup ディレクトリにコピーする必要があります。バックアップ ファイルをこのディレクトリにコピーしたら、Administration Console にログインしてデータベースを復元できます。
- メイン セッション モードで、configure backup と入力して Enter キーを押します。
- execute restore <name> と入力して Enter キーを押します。name には、復元するバックアップ ファイルの名前を入力します。データベースの復元中は、ステータス情報が Address Manager に表示されます。
Address Manager では、選択したバックアップ ファイルから復元が行われる前に、既存のデータベースのバックアップが自動的に作成されます。自動バックアップは /data/backup ディレクトリに proteus.dat.nnnnnnnnnn.pre_restore というファイル名で作成されます。ここで、nnnnnnnnnn は一意の識別子です。.pre_restore ファイルは自動的に圧縮されてサイズが最小化されるため、通常、バックアップ スケジュールによって作成されるバックアップ ファイルよりも小さくなります。
.pre_restore は通常のデータベース バックアップ ファイルと同様に保持およびアーカイブすることができ、.pre_restore ファイルからデータベースを復元できます。.pre_restore バックアップ ファイルからデータベースを復元するには、execute restore コマンドにファイル名を指定します。
互換性があるバージョンのバージョン番号であることが確実である場合は、Yes と入力してそのファイルから復元します。
.pre_restore ファイルのデータベース バージョン番号が互換性があるバージョンである確信がない場合は、No と入力して復元を取り消します。