バックアップ プロファイルの作成およびバックアップのスケジューリング - BlueCat Integrity - 9.5.0

管理ガイド

Locale
日本語
Product name
BlueCat Integrity
Version
9.5.0

Address Manager 管理コンソールを使用して、バックアップ プロファイルを作成および編集します。

独自のバックアップ プロファイルの作成、要件に応じた設定の構成、既存のバックアップ プロファイルの編集を行うには、configure backup <backup profile name> コマンドを使用します。計画的バックアップ情報を追加して、自動的にバックアップを実行できます。

注: リモート ホストでバックアップ プロファイルを構成する場合、ポート 21 (FTP の場合) または 22 (SFTP の場合) を Address Manager とリモート ホストの間のファイアウォールで開く必要があります。サービス ポート、プロトコル、使用方法に関する詳細は、「」を参照してください。

バックアップ プロファイルを作成または編集するか、バックアップをスケジューリングするには:

  1. Address Manager 管理コンソールにログインします。
  2. configure backup と入力して Enter キーを押します。
  3. modify <backup profile name> と入力します
  4. set schedule <weekday|everyday|none> <time> と入力して Enter キーを押します。
    • weekday パラメータは、バックアップを実行する曜日を指定します。次の値のいずれかを入力します: everydaymondaytuesdaywednesdaythursdayfridaysaturday、または sundayexecute backup コマンドを実行して必要なときにのみバックアップを作成する場合は、none を入力します。
    • スケジュールを none に設定する場合、time 値を指定する必要はありません。
    • time パラメータは、値を 24 時間形式で受け入れます。例えば、値 200 は午前 2:00 を示し、値 1400 は午後 2:00 を示します。
  5. set keep-files <2-20> と入力して Enter キーを押します。
  6. set file-prefix <prefix> と入力して Enter キーを押します。プレフィックスには、スペースを含まない最大 10 文字の英数字を指定する必要があります。
  7. set save-local <yes|no> と入力して Enter キーを押します。Save localyes を設定すると、バックアップ ファイルはローカル サーバの /data/backup ディレクトリに保存されます。save-localno を設定すると、バックアップ ファイルはローカル サーバに保存されません。バックアップ スケジュールでは、ローカルとリモートの両方にファイルを保存できます。
  8. set save-remote <yes|no> と入力して Enter キーを押します。save-remoteyes を設定すると、バックアップ ファイルはユーザが指定可能なリモートの場所に保存されます。save-remoteno を設定すると、バックアップ ファイルはリモート サーバに保存されません。バックアップ スケジュールでは、ローカルとリモートの両方にファイルを保存できます。
  9. リモート バックアップを構成する場合は、リモート ホストを構成する必要があります。set remote-host <hostname> と入力して Enter キーを押します。hostname には、ホスト名またはホストの IP アドレスを入力します。ホスト名には最大 255 文字を指定できます (スペースを含めることはできません)。リモート ホストでは、FTP サービスが実行されている必要があります。
    注: 現在、hostname のラベルは数字のみではいけないという制限があります。例えば、1.example.org というホスト名は受け付けられませんが、1host.example.org というホスト名は受け付けられます。
  10. リモート バックアップを構成する場合は、リモート ディレクトリを設定する必要があります。set remote-dir <directoryPath> を入力して Enter キーを押します。directoryPath には、バックアップ ファイルを保存するリモート ホストのディレクトリまたはディレクトリ パスを入力します。ディレクトリ パスには最大 1024 文字を指定できます (スペースを含めることはできません)。
  11. リモート バックアップを構成する場合は、リモート ユーザ名を設定する必要があります。set remote-user <username> と入力して Enter キーを押します。username には、リモート ホストにログインするために使用するユーザ名を入力します。ユーザ名には最大 64 文字を指定できます (スペースを含めることはできません)。
  12. リモート バックアップを構成する場合は、リモート ユーザのパスワードを設定する必要があります。set remote-password と入力して Enter キーを押します。パスワードの入力を求められます。
    パスワード プロンプトでリモート ホストのパスワードを入力して、Enter キーを押します。パスワードには最大 64 の英数字および特殊文字を指定できます (スペースを含めることはできません)。パスワードには、~ ; > $ < > ‘’ \ / “” & , : ^ [ ] ( ) を使用することはできません。
    注: 保存 (表示) する前に変更を確認する場合、 リモート パスワード設定はたとえ構成済みでも表示されません。
  13. リモート バックアップを構成する場合、ファイル転送プロトコルを設定できます。set transfer-protocol <ftp|sftp> と入力して Enter キーを押します。
    注: 転送プロトコルを指定しない場合、バックアップはデフォルト転送プロトコルとして FTP を使用します。
  14. save と入力して Enter キーを押します。