DNS/DHCP サーバ では、プライマリ サービスの IP アドレスを使用して、VLAN タグ付け、複数のサービス IP アドレス、ボンディング インターフェイスをサポートします。プライマリ サービスの IP アドレスは、サービス インターフェイスに構成された IP アドレスの数に関係なく、DNS サービスのプリンシパル IP アドレスになります (デフォルトでは、eth0)。
管理コンソールから set address コマンドを実行すると、プライマリ サービスの IPv4 または IPv6 のアドレスがそれぞれ自動的に構成されます。ただし、VLAN インターフェイスまたはボンディング インターフェイス (またはその両方) を構成しているお客様は、DNS/DHCP サーバ管理コンソールから set primary コマンドを実行して、手動でプライマリ サービスの IP アドレスを変更できます。
- プライマリ サービスの IP アドレスは、DNS/DHCP サーバ アプライアンスおよび VM のみに構成できます。
- 使用できるのは、管理対象の DNS/DHCP サーバ上の 1 つのプライマリ IPv4 アドレスと 1 つのプライマリ IPv6 アドレスのみです。
- デュアルスタック構成の場合、IPv4 および IPv6 プライマリ サービス アドレスを同じインターフェイス (またはサブインターフェイス) で設定する必要があります。一方のインターフェイスで新しいプライマリ アドレスを設定すると、他方のインターフェイスで構成されたプライマリ アドレスの設定は解除されます。
- DNS/DHCP サーバで構成されたプライマリ アドレスは、Linux カーネルのプライマリ アドレスと同じではありません。1 つのインターフェイスで複数の IP アドレスを構成する場合、DNS/DHCP サーバでプライマリとして設定されたアドレスは、Linux
ipコマンドを実行してインターフェイスの詳細を取得するときに登録されたプライマリ アドレスに一致しない場合があります。
プライマリ サービスの IP アドレスを削除することはできません。ただし、異なるサービス インターフェイスで変更および/または構成することができます (例えば、プライマリ IP が eth0 で現在設定されており、それを VLAN eth0.100 に設定する場合など)。BlueCat は、プライマリ サービスの IP アドレスおよび/または関連付けられたサービス インターフェイスを変更する場合は、細心の注意を払うことを推奨します。プライマリ サービスの IP アドレスおよび/または関連付けられたサービス インターフェイスを変更すると、そのサービス インターフェイス (追加の IP アドレス、ループバック アドレス、および VLAN インターフェイスで実行されているサービスなど) に関連付けられた実行中のすべてのサービスが再起動される可能性があり、 接続が切断される可能性があります。
プライマリ サービスの IP アドレスを設定するには:
Adonis> configure interfaces
Adonis:configure:interfaces> modify eth0.1
Adonis:configure:interface:eth0.1> set primary 192.0.2.20
Adonis:configure:interface:eth0.1> save
Saved interface successfully