ユーザ タイプによって、Address Manager ユーザからアクセス可能な機能が決まります。DNS および
IPAM データのみを管理する通常の Address Manager ユーザには、非管理者ユーザ タイプを使用します。すべての Address Manager 機能への無制限のアクセスを必要とする管理者またはユーザには、管理者タイプを使用します。
ユーザ タイプ | 機能 |
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非管理者 |
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管理者 | [管理] タブへのアクセス権あり: これらのユーザは、Address Manager のシステム設定を表示および変更できます。すべての Address Manager 機能へのアクセスに制限がありません。 注: [詳細] ページの [オブジェクト ID]、[アクセス権]、[監査証跡] フィールドは、管理者アクセスを持つユーザのみ使用することができます。
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グループ別管理者特権 | 管理者グループに属する管理者以外のユーザには、管理者ユーザと同様のアクセス権が付与され、管理者と同様の機能を使用することができます。 |
アクセス タイプは、Address Manager ユーザの Address Manager へのアクセス方法を決定します。
アクセス タイプ | 機能 |
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GUI | これらのユーザは、Web インターフェイスを介してのみシステムにアクセスできます。API (アプリケーション プログラミング インターフェイス) にログインすることはできません。 |
API | これらのユーザは、API を介してのみシステムにアクセスできます。Web インターフェイスにログインすることはできません。 |
GUI/API | これらのユーザは、Web インターフェイスまたは API のいずれかを介してシステムにアクセスできます。 |
注: 以前のバージョンの Address Manager から更新すると、Address Manager の既存のユーザに、次のユーザ タイプおよびアクセス タイプの属性が割り当てられます。
- 既存の管理者ユーザは、GUI アクセス タイプを持つ管理者ユーザになります。
- 既存の非管理者ユーザは、GUI アクセス タイプを持つ非管理者ユーザになります。
- 既存の API ユーザは、API アクセス タイプを持つ管理者ユーザになります。
ユーザ タイプとアクセス タイプの 4 つの組み合わせを使用して特定のニーズに対応できる状況の例を次に示します。
ユーザおよびアクセス タイプ | アプリケーション |
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非管理者 + GUI | Web インターフェイスを操作する通常の Address Manager ユーザに使用します。 |
非管理者 + API | DNS および IPAM のタスクのみに限定される API ベースのアプリケーションに使用します。 |
非管理者 + GUI/API | Web インターフェイスを操作する Address Manager ユーザ、および DNS および IPAM のタスクのみに限定される API ベースのアプリケーションに使用します。 |
管理者 + GUI | Web インターフェイスを操作する Address Manager 管理者またはユーザに使用します。 |
管理者 + API | Address Manager へのフル アクセスを必要とする API ベースのアプリケーションに使用します。 |
管理者 + GUI/API | Web インターフェイスを操作する Address Manager 管理者またはユーザ、および Address Manager へのフル アクセスを必要とする API ベースのアプリケーションに使用します。 |
注: 非管理者 + API ユーザには、管理機能への API アクセス権がありません。このようなアクセスを防ぐために、Address Manager では、非管理者 + API ユーザのデフォルト アクセス権を設定することを許可していません。このユーザのアクセス権およびアクセス タイプの組み合わせは、構成レベルまたはそれ以下の階層で設定する必要があります。