以下のセクションでは、BlueCat Gateway イメージを BlueCat DNS/DHCP サーバにアップロードするためのオプションについて説明します。
リポジトリ にアクセスできない BlueCat DNS/DHCP サーバ用 BlueCat Gateway イメージのアップロード
Integrity 9.5 の新機能として、ユーザは Address Manager ユーザ インターフェイスから Gateway イメージを DNS/DHCP サーバにアップロードできるようになりました。リポジトリにアクセスできるデバイスで、Gateway イメージをリポジトリからプルし、tar アーカイブに保存します。tar または tar.gz ファイルを作成したら、「DNS/DHCP サーバにおけるゲートウェイ サービスの構成」を参照し、Gateway イメージをアップロードしてサービスを有効にします。
実稼働環境へのデプロイメント用カスタム BlueCat Gateway イメージのアップロード
カスタム イメージは、ゲートウェイを実稼働環境にデプロイする場合に BlueCat が推奨するベスト プラクティスです。カスタム イメージは、ゲートウェイ ベース イメージの上に構築されます。デプロイされるコンテナには、すべての必要なワークフロー/アプリケーションが含まれるため、ワークフローをインポートしたり、実行中のコンテナの構成を手動で変更したりする必要はありません。これにより、実稼働環境へのデプロイメントが効率化され、コンテナの回復性が向上します。組み込みワークスペースの詳細や、Dockerfile を使用してカスタム イメージを生成する方法については、 『BlueCat Gateway 管理ガイド』の「組み込みワークフローの コンテナへの追加」を参照してください。
開始前に、次の事項が完了していることを確認します。
- 実稼働環境用 BDDS でゲートウェイ サービスが無効になっていることを確認します
- カスタム イメージは、BlueCat Gateway v20.12.1 以降で構築されており、組み込みワークスペースを活用します。組み込みワークスペースの詳細や、Dockerfile を使用してカスタム イメージを生成する方法については、「組み込みワークフローの コンテナへの追加」を参照してください。
- カスタム イメージは tar ファイルにパッケージ化されています。
docker save –o /path/to/file.tar <repository|imagename>