参考:DHCPv6 サービス オプション - BlueCat Integrity - 9.5.0

管理ガイド

Locale
日本語
Product name
BlueCat Integrity
Version
9.5.0

このセクションでは、Address Manager で構成可能な DHCPv6 サービス オプションの一覧を示します。

注: [MAC プールの許可] に DHCPv6 サービス オプションがない場合、MAC プールに変更を加えても、IPv6 アドレス範囲内で瞬時にデプロイされません。
DHCPv6 サービス オプション 説明
デフォルト リース時間 DHCP クライアントに提供されるデフォルト リース時間を指定します。
クライアントの更新 このクライアントに対して DDNS レコードを保持するために、クライアントの更新を使用する必要があるかどうか示します。選択すると、クライアントはサーバでそれ自体の DNS レコードを更新します。選択しない場合は、DHCP サーバによって更新が実行されます。このオプションは、DHCP で DDNS アップデートを実行する場合は必須です。
DDNS ドメイン名 DHCP サーバによって動的に更新される完全修飾 DNS 名を作成するときに、このクライアントのホスト名に追加されるドメイン名を指定します。
DDNS ホスト名 クライアントの A レコードと PTR レコードを設定するときに使用されるホスト名を指定します。値が指定されていない場合、様々な更新方法によって異なるアルゴリズムを使用し、サーバで自動的にホスト名が作成されます。
  • タイプ: DDNS ホスト名値の一部として使用されるタイプを選択します。[クライアント DUID] または [IP アドレス]。
  • 連結: DDNS ホスト名を作成するときに、クライアント DUID または IP アドレスの前に付加するために使用されるデータ値を指定します。
DDNS TTL DDNS レコードのデフォルト TTL を 0 ~ 4,294,967,295 秒の整数値で指定します。この値は秒、分、時間、または日の単位で設定できます。
DDNS アップデート リースが確認されたときに、サーバが DDNS アップデートを試みるかどうかを示します。
アップデート競合検出 このオプションが有効になっているときに DHCP サーバがクライアントの DDNS アップデートを実行すると、この DNS エントリを所有しているクライアントの DHCID を記録するための「ガード」 (TXT または DHCID) レコードが DNS に追加されます。他のクライアントはホスト名が同じであっても、DHCP によるこの DNS エントリのアップデートまたは削除は許可されません。このオプションはデフォルトで有効になっています。
重要: 構成レベルおよびサーバ レベルで構成する必要があるのは、[競合検出の更新] サービス オプションのみです。
逆アップデートの実行 DHCP でクライアントの逆 DNS アップデートを実行するかしないかを制御します。このオプションが存在しない場合、サーバはデフォルトで逆アップデートを実行します。逆アップデートを無効にしたい場合に、このオプションを使用します。
  • このオプションが存在し、[有効] チェックボックスが選択されている場合、選択されたサーバは逆アップデートを実行します。これは、このオプションが存在していない場合と同じです。
  • このオプションが存在し、[有効] チェックボックスが選択されていない場合、選択されたサーバは逆アップデートを実行しません。
DDNS ガード ID の一致が必須 対象 DHCID リソース レコードに関連付けられた DNS 入力の上書きを許可するため、DHCID リソース内のクライアント ID が DNS アップデートのクライアント ID に一致する必要があるか否かを定義します。デフォルト値は [有効] です。
重要:
  • [DDNS ガード ID の一致が必須] サービス オプションは、構成、サーバ グループ、サーバ レベルでのみ構成できます。
  • [DDNS ガード ID の一致が必須] サービス オプションは、DNS/DHCP サーバ v9.0.0 以上のみにデプロイできます。
  • このオプションを有効にする前に、[アップデート競合検出] を有効にする必要があります。
DDNS 別ガードが動的 別の DDNS アップデート スタイルを使用して生成された DHCID「ガード」レコードの存在が DNS 入力の上書きを許可するか否かを定義します。このオプションを有効にすると、静的入力は上書きされます。デフォルト値は [無効] です。
重要:
  • [DDNS 別ガードが動的] サービス オプションは、構成、サーバ グループ、サーバ レベルでのみ構成できます。
  • [DDNS 別ガードが動的] サービス オプションは、DNS/DHCP サーバ v9.0.0 以上のみにデプロイできます。
  • このオプションを有効にする前に、[DDNS デュアルスタック混在モード] を有効にする必要があります。
DDNS デュアルスタック混在モード サーバが DSMM で動作するか否か、DDNS 競合の解決に DSMM ルールが適用されるか否かを定義します。デフォルト値は [無効] です。
重要:
  • [DDNS デュアル スタック混在モード] サービス オプションは、構成、サーバ グループ、サーバ レベルでのみ構成できます。
  • [DDNS デュアル スタック混在モード] サービス オプションは、DNS/DHCP サーバ v9.0.0以上のみにデプロイできます。
  • このオプションを有効にする前に、[アップデート競合検出] を有効にする必要があります。
DDNS アップデート スタイル 特定のプロトコルで同一性を維持するガード レコードの種類を保証するため、DDNS アップデート スタイルを定義します。デュアルスタック混在モード (DSMM) 環境を構成するときは、このオプションを使用してください。IPv4 リースを提供する DHCP サーバのアップデート スタイルは、IPv6 理^巣を提供する DHCP サーバとは異なっていなければなりません。デフォルト設定は中間です。
重要:
  • [DDNS アップデート スタイル] サービス オプションは、構成、サーバ グループ、サーバ レベルでのみ構成できます。
  • [DDNS アップデート スタイル] サービス オプションは、DNS/DHCP サーバ v9.0.0 以上のみにデプロイできます。
サーバ優先度 特定のサブネットでどのサーバを優先的に使用するかを DHCPv6 クライアントに通知します。このオプションは構成の最初の段階でのみ適用されます。クライアントは IA にバインドされると、IA が無効または期限切れになるまでの間、その IA にバインドされたままになります。
優先有効期間 有効なアドレスが優先されなくなるまでの優先時間の長さを指定します。
高速コミット アドレス割り当てに 2 つのメッセージ交換を使用することを示します。このオプションを使用するには、DHCP サーバとクライアントの両方を構成する必要があります。
IAごとのアドレスを制限 DHCPv6 サーバが一度に 1 つの特定クライアントの待機を許可する場合の IPv6 アドレスの数を定義します。デフォルト設定は 1 です。