action, recordname, TTL, recordtype, rdata, comment, user-defined field name=value, user-defined field name n=value,...
列 | 説明 |
---|---|
action | レコードで実行する処理。有効な値は、add、update、および
delete
です。この列は存在する必要があり、値を含んでいる必要があります。
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recordname | リソース
レコードの名前。この列は存在する必要があり、値は含んでいても含んでいなくてもかまいません。
レコード名の指定方法は、バルク更新をどこから実行するかによって異なります。
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TTL | リソース レコードの TTL (time-to-live) 値 (秒)。この列は存在する必要がありますが、空白のままにすることができます。列を空白のままにするには、カンマとカンマの間に列を区切るスペースを残します。 |
recordtype | リソース レコードのタイプ。有効な値は、A、AAAA、CNAME、MX、SRV、HINFO、TXT、NAPTR です。次のジェネリック レコード タイプも有効です。A6、AFSDB、APL、CAA、CERT、DHCID、DNAME、DS、IPSEC、ISDN、KEY、KX、LOC、MB、MG、MINFO、MR、NS、NSAP、PTR、PX、RP、RT、SINK、SPF、SSHFP、TLSA、 WKS、X25この列は存在する必要があり、値を含んでいる必要があります。 |
rdata | リソース レコードを定義するためのデータ。rdata で複数のパラメータを指定する場合は、値をスペースで区切ります。この列は存在する必要があり、値を含んでいる必要があります。 |
comment | リソース レコードについて説明するテキスト文字列。Address Manager にレコードを追加した後、リソース レコードの [詳細] タブを表示すると、[コメント] フィールドにこの文字列が表示されます。この列はオプションです。レコードにユーザ定義フィールドを追加する場合、この列は存在する必要がありますが、空白のままにすることができます。列を空白のままにするには、カンマとカンマの間に列を区切るスペースを残します。 |
user-defined field name | ユーザ定義フィールドの名前と値。この列はオプションです。ユーザ定義フィールド値は各行に無制限に追加できます。ユーザ定義フィールドは Address Manager にすでに存在している必要があります。ユーザ定義フィールドの名前は、Address Manager で表示されるとおりに指定する必要があります。値は、このフィールドに対して定義されている値のタイプと一致している必要があります。ユーザ定義フィールドの詳細については、「オブジェクト タイプおよびユーザ定義フィールド」を参照してください。 |
リソース レコード データ
レコード タイプ | rdata |
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A | ホスト レコードの IPv4
アドレスを指定します。 例: |
AAAA | ホスト レコードの IPv6
アドレスを指定します。 例: |
CNAME | 別名レコードのホストを指定します。 例:
|
MX | メール エクスチェンジャ レコードの優先度とホスト名を、各値の間にシングル
スペースを入れて指定します。 例: |
SRV | サービス レコードの優先度、ウェイト、およびホストを、各値の間にシングル
スペースを入れて指定します。 例: 値を空白のままにするには、0 (ゼロ) を値として使用します。 この例では、優先度とウェイトの値が 0 (ゼロ) に設定されます。 |
HINFO | ホスト情報レコードの中央処理装置とオペレーティング システムを、各値の間にシングル
スペースを入れて指定します。各値の中にスペースを含めるには、rdata
文字列全体を「引用符」で囲む必要があります。文字列を含む値は、引用符で ““二重”” に囲む必要があります。 例:
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TXT | テキスト レコードのテキスト文字列を指定します。 例: |
NAPTR | 命名権威ポインタ レコードの順序、優先度、フラグ
サービス、正規表現、および置換を指定します。 例: |
ジェネリック レコード タイプ | レコード タイプの rdata 文字列を指定します。必須である rdata 文字列に対する各レコードタイプの RFC を参照します。 |
CSV の例
コメントとユーザ定義フィールドを含むホスト レコードを追加する場合:
add, host1.example.com., 3600, A, 192.168.0.1, A Host record, Location=Toronto
add, host2.example.com., 3600, A, 192.168.0.2, , Location=New York
add, host3.example.com., 3600, A, 192.168.0.2
add, host3.example.com., 3600, A, 192.168.0.3
add, host3.example.com., 3600, A, 192.168.0.4
add, srv.example.com., 3600, SRV, 10 0 50 host1.example.com, An SRV record
add, host4.example.com., 3600, AAAA, FD3B:4F43:E610:0:1322:33FF:FE44:5566
update, host1.example.com., 7200, A, 192.168.0.1, Updated the TTL
delete, host1.example.com., 7200, A, *