命名ポリシー値の作成 - BlueCat Integrity - 9.5.0

管理ガイド

Locale
日本語
Product name
BlueCat Integrity
Version
9.5.0

命名ポリシー値とは、リソース レコード名を構成する個々の要素です。特定の文字、通し番号、ユーザが入力した数値やテキスト、または定義済みリストから選択された値などがあります。1 つ以上の命名ポリシー値を使用して、命名ポリシーを作成します。

重要: 命名ポリシーを作成する前に、命名ポリシー値を作成する必要があります。

命名ポリシー値を作成するには:

  1. [管理] タブを選択します。タブは最後に作業したページを記憶するので、もう一度タブを選択して、[管理] ページにいることを確認します。
  2. [一般] で、[命名ポリシー管理] をクリックします。
  3. [命名ポリシー値] タブをクリックします。
  4. [命名ポリシー値] セクションで、[新規] をクリックします。
  5. [一般] で、[名前] フィールドにポリシー値の分かりやすい名前を入力します。
    注: 命名ポリシー値を編集する際、値は変更できますが、値の名前は変更できません。
  6. ドロップダウン メニューから、値のタイプを選択します。値のタイプに応じて、新しいフィールドが表示されます。使用可能なタイプは次のとおりです。
    • コネクタ: ファイル名において区切り要素として用いられる文字。一般的には - (ハイフン) または _ (アンダースコア) が使用されます。選択すると、次のフィールドが表示されます。
      • コネクタ: [コネクタ] フィールドに 1 つ以上の文字を入力します。
    • 通し番号: 自動的に増分される数値。通し番号の値を使用して名前に連番を付けたり、一意の値を生成して名前の一意性を確保したりすることができます。選択すると、次のフィールドが表示されます。
      • 増分ロール: [カウンタ] を選択すると、値がシーケンシャル カウンタになり、[一意の名前] を選択すると、名前の一意性を確保するためにその値を使用します。[カウンタ] を選択すると、値が指定した値で始まり、命名ポリシーによって名前が作成されるたびに増分されます。[一意の名前] を選択すると、生成された名前の一意性を確保できる場合にのみ値が増分されます。
      • [一意の名前] を選択すると、[欠損値の再使用] チェックボックスが表示されます。チェックボックスを選択すると、命名ポリシーにより数値が再使用されます (その数値が使用可能な場合)。例えば、あるホスト レコードに対して名前を作成するためにある値を使用したとします。この場合、そのホスト レコードを削除すると、その値を再使用することが可能になります。選択しない場合、[一意の名前] の値によって常に新しい数値が作成され、削除された値は再使用されません。
      • 増分タイプ: 増分値に対する番号方式を選択します。10 進数または 16 進数
      • 開始: 増分値の開始値を入力します。
      • 増分: 使用するたびに値を増分する量を入力します。
      • 埋め込みタイプ: [シンプル] を選択すると、増分値に一定数の先行ゼロが埋め込まれ、[グローバル] を選択すると、ポリシーによって生成された名前全体を特定の文字数にするための先行ゼロが増分値に埋め込まれます。例えば、文字数が 4 のシンプルな埋め込みの場合、先行ゼロが埋め込まれた 4 桁の数字が生成されます。文字数が 30 のグローバルな埋め込みの場合、名前の全長を 30 文字にするために必要な数だけ余分にゼロを増分値に埋め込むことによって、全体の文字数が 30 文字の名前が生成されます。
        • 文字数: 埋め込みタイプを選択した場合に表示されます。シンプルな埋め込みの場合、増分値に使用する桁数を決定する値を入力します。グローバルな埋め込みの場合、命名ポリシーによって生成された名前の全体の文字数を決定する値を入力します。
    • 整数: 特定の数値。この数値を一定の範囲に制限することができます。選択すると、次のフィールドが表示されます。
      • 範囲の開始: 数値の範囲の開始値を入力します。
      • 範囲の終了: 数値の範囲の終了値を入力します。0 (ゼロ) に設定すると、範囲が制限されなくなります。
    • 必須: ドロップダウン リストとしてユーザに表示される定義済みの値のリスト。ユーザフレンドリな表示名と個別の値を使用してリストを作成し、リスト内の項目の順序を指定することができます。選択すると、次のフィールドとボタンが表示されます。
      • 値と同じ表示名: 選択すると、リスト内の項目に対する表示名と値が同じになります。選択しない場合、表示名と値を指定できます。リスト内の値が自明なときに、このオプションを選択します。例えば、市の正式名称を一覧表示して、正式名称を命名ポリシーに挿入したい場合、このオプションを選択して、正式名称のリストを作成します。この場合、[命名ポリシー] ドロップダウン リストでユーザに表示されるものは、生成された名前に挿入されるものです。抽象的な値に対して分かりやすい名前が必要な場合には、このオプションの選択を解除します。例えば、市の正式名称を一覧表示するが、命名ポリシーには名前の略称を挿入したい場合、正式な表示名と省略された値のリストを作成します。この場合、ユーザには正式名称のリストが表示されますが、生成された名前には略称が挿入されます。
      • 表示名: リスト内の値に対する分かりやすい名前。このテキストは、命名ポリシーを使用して名前を作成するときにユーザに表示されます。値に対する分かりやすい名前を入力します。
      • : 命名ポリシーによって作成された名前に挿入される値。値を入力します。
        注: [必須] 値タイプを使用する場合、命名ポリシーの名前に挿入するは 63 文字以下である必要があります。値が 63 文字を超えている場合、リンクされた命名ポリシーでリソース レコードを作成できない場合があります。
      • [追加] をクリックして、値リストに項目を追加します。リストの項目を上下に移動するには、リストで項目を選択して、[上に移動] または [下に移動] をクリックします。リストから項目を削除するには、[削除] をクリックします。
    • テキスト: テキストの文字列。文字列の最小文字数および最大文字数の要件を設定したり、正規表現で内容を実行することができます。
      • 最小文字数: 名前に許可された最短文字列を決定する値を入力します。0 (ゼロ) に設定すると、テキスト文字列がオプションになります。
      • 最大文字数: 名前に許可された最長文字列を決定する値を入力します。0 (ゼロ) に設定すると、範囲が制限されなくなります。
      • 正規表現: テキスト文字列を制限する正規表現を入力します。
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