IP 照合ポリシーにより、アドレスおよびネットワークが検知された後、新規情報を表示して操作できます。
IP 照合ポリシーで検知されたアドレスを表示するには:
- ポリシーを設定した IPv4 または IPv6 ブロックもしくはネットワークの [詳細] タブに移動します。
- [IP 照合ポリシー] で、[IP 照合ポリシー] をクリックします。[IP 照合 ] タブに、IP 照合ポリシーによって検知された IP アドレスが一覧表示されます。[IP 照合] セクションの以下の列には、ネットワークの IP アドレスに関する情報が表示されます。
- IP アドレス: IP アドレスが一覧表示されます。IP アドレスをクリックして、照合情報を表示します。[照合の概要] ページが表示されます。詳しくは、「参考:[IPv4 照合の概要] ページ」を参照してください。
- タイプ: IP アドレスは、次のいずれかのタイプの可能性があります。
不一致: Address Manager とネットワーク上の両方に存在するが、MAC アドレス、DNS ホスト名情報、VLAN 情報、または接続スイッチポートが一致しないアドレス。
再利用可能: (IPv4 のみ) Address Manager に存在するが、物理ネットワーク上には存在しないアドレス。検知時に電源が切られていたデバイスを表す場合や、そのアドレスがネットワーク上にもう存在しない場合があります。
不明: 物理ネットワーク上に存在するが、Address Manager には存在しないアドレス。最後の検知が実行された後にネットワークに追加されたアドレスである可能性があります。
- ネットワーク: IP アドレスの親 IP ネットワーク オブジェクト。
- FQDN: IP アドレスの完全修飾ドメイン名。
- MAC アドレス: IP アドレスの MAC アドレス。
- オーバーライド済み: アドレスが照合プロセスから除外されていないかどうかを示します。[いいえ] は、オーバーライド リストに IP アドレスが追加されていないことを示し、[はい] は、オーバーライド リストに IP アドレスが追加されていることを示します。オーバーライド済みアドレスは、[すべてを照合] および [照合] 機能に影響されません。
- 最初の検知からの経過時間: IP 照合ポリシーによって、アドレスが最初に検知されてからの時間。
- [IP アドレスの状態] および [タイプ] のドロップダウン リストを使用して、[IP 照合] セクションのアドレスのリストをフィルタリングします。
照合不能なアドレスを表示するには:
- [アクション] をクリックし、[照合不能なアドレスの表示] を選択します。[IP 照合] セクションが更新され、照合できないアドレスのみが表示されます。アドレスは次のいずれかの理由で照合できないことがあります。
- 物理的なネットワークのサイズと Address Manager の同等の IP ネットワーク オブジェクトのサイズ間で競合が発生している。結果として、Address Manager はアドレスを追加できません。
- 2 つの検知 セッション間の IP 状態が一致しない。例えば、以前の検知セッションでアドレスが [静的] と報告されており、次の検知セッションの前に、別のユーザが状態を [予約済み] に変更した場合。
ここから、すべてのアドレスの照合、選択したアドレスの照合、オーバーライド リストへのアドレスの追加、およびアドレスの削除を実行できます。
オーバーライド リストにアドレスを追加するには (IPv4 のみ):
- リストから 1 つ以上のアドレスを選択します。
- [アクション] をクリックして、[オーバーライド リストへの追加] を選択します。
アドレスを削除するには:
- リストから 1 つ以上の IP アドレスを選択します。
- [アクション] をクリックして、[選択項目の削除] を選択します。
- [はい] をクリックします。