構成モード - BlueCat Integrity - 9.5.0

管理ガイド

Locale
日本語
Product name
BlueCat Integrity
Version
9.5.0

構成モードから基本的な各種システム設定を構成できます。

構成モードから設定できるのは次の項目です。
重要: Address Manager v9.5.0 から、追加のモードが削除され、バックアップ構成項目がメイン セッション モードから利用できるようになりました。
  • backup
  • database
  • firewall
  • interfaces
  • jmx
  • license
  • mail
  • name-server
  • network
  • querylogging
  • serial
  • system
  • system-time
  • ユーザ
構成モードに入ると、管理コンソールのプロンプトが変化して、構成する項目が表示されます。例えば、IP アドレスを設定する場合は configure interfaces コマンドを実行します。プロンプトには、現在、構成モードに居て、インターフェイスの内容の構成中であることが表示されます。
Proteus> configure interfaces
Proteus:configure:interfaces>

構成モードへの移動

  • メイン セッション モードで、configure と入力し、Tab キー、または、Enter キーを押して、構成できる項目の一覧を確認します。
  • 構成できる各項目の説明を見るには、? を入力します。
    • バックアップ: データベース バックアップを構成します。詳しくは、「データベースのバックアップ」を参照してください。
    • データベース: データベース アクセスとレプリケーション設定です。詳しくは、「データベース設定」を参照してください。
    • BAM ファイアウォール: 起動、停止、またはリセットするようにファイアウォールを構成します。詳しくは、「ファイアウォール設定の構成」を参照してください。
    • インターフェイス: ネットワーク インターフェイスの設定 (アドレス、ネットマスクなど) を構成します。詳しくは、「インターフェイスの設定」を参照してください。
    • JMX: Java アプリケーションを使用して Address Manager にアクセスするには、JMX パスワードを設定する必要があります。詳しくは、「JMX パスワードの設定」を参照してください。
    • ライセンス: ライセンスの設定です。詳しくは、「ライセンスの更新」を参照してください。
    • メール: (BAM のみ) メール サーバの設定です。詳しくは、「メール サービス」を参照してください。
    • ネーム サーバ: DNS/ ネーム サーバの設定です。詳しくは、「DNS ネーム サーバ」を参照してください。
    • ネットワーク: ネットワークの設定です。詳しくは、「ネットワーク設定」を参照してください。
    • Querylogging: (BDDS のみ) チャネル ログ ファイルの設定です。詳しくは、「Querylogging」を参照してください。
    • シリアル: シリアルの設定です。詳しくは、「シリアルポート」を参照してください。
    • システム: システム設定です。詳しくは、「システム設定」を参照してください。
    • システム時間: システム時間の設定です。詳しくは、「システム時間」を参照してください。
    • ユーザ: ユーザ アカウントの設定です。詳しくは、「ユーザ管理」を参照してください。
  • 対象の項目について、コマンドおよびパラメータを構成するには、configure <item> と入力し、Enter キーを押します。
  • 特定の項目 / コンテキストの構成モードに入ると、? を入力すれば、対象の項目 / コンテキストに必要な値の例が表示されます。例:
    Proteus> configure interfaces
    Proteus:configure:interfaces> modify eth0
    Proteus:configure:interfaces:eth0> set address ?
        IP address AAA.BBB.CCC.DDD where each part is in the range 0-255 Interface IP
    
    Proteus:configure:interfaces:eth0> set address

構成モードの終了

exit と入力して、Enter キーを押します。構成モードを終了する前に変更を保存しなければ、変更はすべて取り消されます。

構成モードの変更の保存、または破棄

構成モードで行った変更は、保存するまで有効にはなりません。保存する前に、変更内容を確認できます。変更内容に満足できなかったり、エラーを見つけた場合は、その項目をリセットするか、破棄して最初からやり直します。

変更を確認、保存、または破棄してメイン セッション モードに戻るには、次のコマンドを使用します。
  • 未保存の変更の確認: 例えば、ネットワーク構成モードなどの、特定の構成モードで未保存の変更をすべて確認するには、show unsaved と入力して Enter キーを押します。管理コンソールに、その領域に関する未保存の変更が表示されます。
  • 変更の保存: 変更を保存してメイン セッション モードに戻るには、save と入力して Enter キーを押します。
  • 変更の破棄: 変更を破棄してメイン セッション モードに戻るには、exit と入力して Enter キーを押します。