管理コンソールからの DNS/DHCP サーバ のネットワーク冗長化の構成 - BlueCat Integrity - 9.5.0

管理ガイド

Locale
日本語
Product name
BlueCat Integrity
Version
9.5.0

4 ポート DNS/DHCP サーバ アプライアンスにのみポート ボンディングによるネットワーク冗長化を構成できます。

ほとんどのシナリオで BlueCat は、サーバを追加または交換するときに Address Manager を使用してネットワーク冗長化を有効にすることをお薦めしています (詳しくは「Address Manager ユーザ インターフェイスからの DNS/DHCP サーバのネットワーク冗長化の有効化」を参照)。ただし、VLAN タグ付けを使用してポート ボンディングを構成する場合、BlueCat では、DNS/DHCP サーバ 管理コンソールからボンディング インターフェイスを構成することを推奨します。

重要: Address Manager 管理下で DNS/DHCP サーバを配置する前にボンディングを構成する必要があります。DNS/DHCP サーバAddress Manager 管理下に置かれると、ボンディングを作成できず、プライマリ サービスの IP アドレスを変更できません。
重要: ポート ボンディングの上で VLAN タグ付けを必要とするお客様は、ボンディング インターフェイスを構成した直後に VLAN を設定する必要があります。ポート ボンディングを有効にする前に DNS/DHCP サーバへの VLAN インターフェイス構成が済んでいる場合、「VLAN がすでに作成されているときのポート ボンディングの有効化」を参照してください。

サポートされるボンディングモード

DNS/DHCP サーバ アプライアンス サポート:
  • フェールオーバー: ボンド内の 1 つインターフェイスだけがアクティブ (プライマリ) のアクティブ/バックアップ ボンディング。これにより、プライマリ インターフェイス (eth0) に障害が発生すると、セカンダリ インターフェイス (eth3) が透過的に引き継ぎます。
  • 負荷分散: 業界標準 802.3ad 集約プロトコルを使用したアクティブ/アクティブ ボンディング。速度と全二重/半二重設定は集約グループ内で同一です。各インターフェイスはスループットを共有し、いずれもアクティブです。プライマリやセカンダリという位置付けはありません。
    注: アクティブ/アクティブ (802.3ad) 負荷分散は、DNS/DHCP サーバの追加または交換の際に、Address Manager ユーザ インターフェイスから有効にする必要があります。アクティブ/アクティブ負荷分散を有効にする場合、まず Address Manager から DNS/DHCP サーバでのアクティブ/アクティブを有効にしてから、ネットワーク スイッチでアクティブ/アクティブ (802.3ad) を構成する必要があります。これで、DNS/DHCP サーバとの接続の切断が防げます。