逆引きゾーンの委任 - BlueCat Integrity - 9.5.0

管理ガイド

Locale
日本語
Product name
BlueCat Integrity
Version
9.5.0

Address Manager でのクラスフル境界の逆引き DNS ゾーンの委任は簡単なプロセスです。ただし、ゾーンを外部 DNS サーバに委任するか、Address Manager 管理下の DNS サーバに依存するかによって、構成方法は異なります。

Address Manager で管理されているある DNS サーバから Address Manager で管理されている別の DNS サーバへ逆引きゾーンを委任する場合、次の手順を実行します。
  1. 8 ビット ネットワーク プレフィックスまたは 16 ビット ネットワーク プレフィックスの IPv4 ブロックのいずれかを委任する DNS サーバに、デプロイメント ロールを割り当てます。
  2. 子ブロックまたはネットワークで、委任されるゾーンをホストするサーバに 2 番目のデプロイメント ロールを割り当てます。

例: 子の 2.1.10.in-addr.arpa ゾーンを、親の 1.10.in-addr.arpa. 逆引きゾーンをホストするサーバから委任します。

  1. 10.1.0.0/16 IP ブロックを作成します。
  2. 親サーバに 10.1.0.0/16 ブロック レベルのデプロイメント ロールを割り当てます。
  3. 10.1.0.0/16 ブロック内で 10.1.2.0/24 IP ネットワークを作成します。
  4. 子サーバに 10.1.2.0/24 IP ネットワーク レベルのデプロイメント ロールを割り当てます。
  5. 構成をデプロイします。

親サーバ上に生成される .db ファイルには、2 つの子逆引きゾーンの委任 NS レコードが含まれます。この場合は、ns1.example.com が ns2.example.com へ委任しています。

Address ManagerAddress Manager 管理下にない DNS サーバまたは同じ Address Manager 構成内にない DNS サーバへ逆引きゾーンを委任する場合は、次のとおりです。
  • Address Manager で外部サーバを作成し、子ネットワークのデプロイメント ロールを外部サーバに割り当てる必要がある点以外は、同様のプロセスです。