Address Manager でのクラスフル境界の逆引き DNS ゾーンの委任は簡単なプロセスです。ただし、ゾーンを外部 DNS サーバに委任するか、Address Manager 管理下の DNS サーバに依存するかによって、構成方法は異なります。
Address Manager で管理されているある DNS サーバから Address Manager で管理されている別の DNS サーバへ逆引きゾーンを委任する場合、次の手順を実行します。
- 8 ビット ネットワーク プレフィックスまたは 16 ビット ネットワーク プレフィックスの IPv4 ブロックのいずれかを委任する DNS サーバに、デプロイメント ロールを割り当てます。
- 子ブロックまたはネットワークで、委任されるゾーンをホストするサーバに 2 番目のデプロイメント ロールを割り当てます。
例: 子の 2.1.10.in-addr.arpa ゾーンを、親の 1.10.in-addr.arpa. 逆引きゾーンをホストするサーバから委任します。
- 10.1.0.0/16 IP ブロックを作成します。
- 親サーバに 10.1.0.0/16 ブロック レベルのデプロイメント ロールを割り当てます。
- 10.1.0.0/16 ブロック内で 10.1.2.0/24 IP ネットワークを作成します。
- 子サーバに 10.1.2.0/24 IP ネットワーク レベルのデプロイメント ロールを割り当てます。
- 構成をデプロイします。
親サーバ上に生成される .db ファイルには、2 つの子逆引きゾーンの委任 NS レコードが含まれます。この場合は、ns1.example.com が ns2.example.com へ委任しています。
Address ManagerAddress Manager 管理下にない DNS サーバまたは同じ Address Manager 構成内にない DNS サーバへ逆引きゾーンを委任する場合は、次のとおりです。
- Address Manager で外部サーバを作成し、子ネットワークのデプロイメント ロールを外部サーバに割り当てる必要がある点以外は、同様のプロセスです。