データベース クリーナが重複したホスト レコード オブジェクトを見つけると、そのホスト レコードの属性がマージされて、単一の IP アドレスを持つホスト レコードが作成されます。
Address Manager では、次のルールを使用して、重複したホスト レコードがマージされます。
- 一連の重複したレコードの最初のレコードが、最終的なホスト レコードになります。重複したすべてのレコードの IP アドレスが、最終的なホスト レコードに割り当てられます。
- Address Manager では、一連の重複したレコードの最初のレコードのメタデータが、ホスト
レコードに割り当てられます。一連の重複したレコードの以降のレコードのメタデータは、先行するレコードに値がない場合にのみ含められます。
- 例 1:一連の重複したレコードの最初のレコードの Comments フィールドにデータが含まれています。この場合は、最初のレコードのデータが最終的なレコードに割り当てられます。Address Manager では、一連の重複したレコードの他のすべてのレコードの Comments フィールドが破棄されます。
- 例 2:一連の重複したレコードの最初のレコードの Comments フィールドにデータが含まれていません。一連のレコードの 2 番目のレコードの Comments フィールドにはデータが含まれています。Address Manager では、この場合は最終的なホスト レコードの Comments フィールドに、2 番目の重複したレコードのデータが割り当てられます。
- Address Managerでは、重複した各レコードのタグおよびお気に入りが、最終的なレコードに割り当てられます。
- Address Manager では、重複した各レコードに依存するレコード (CNAME、MX、SRV など) が、最終的なレコードに割り当てられます。
Address Managerでは、アクセス権は一意のユーザに基づいてマージされます。Address Managerでは、同じユーザに異なるアクセス権が見つかった場合は、最も高い権限がレコードに割り当てられます。