重複したホスト レコードをマージするためのルール - BlueCat Integrity - 9.5.0

管理ガイド

Locale
日本語
Product name
BlueCat Integrity
Version
9.5.0

データベース クリーナが重複したホスト レコード オブジェクトを見つけると、そのホスト レコードの属性がマージされて、単一の IP アドレスを持つホスト レコードが作成されます。

Address Manager では、次のルールを使用して、重複したホスト レコードがマージされます。

  1. 一連の重複したレコードの最初のレコードが、最終的なホスト レコードになります。重複したすべてのレコードの IP アドレスが、最終的なホスト レコードに割り当てられます。
  2. Address Manager では、一連の重複したレコードの最初のレコードのメタデータが、ホスト レコードに割り当てられます。一連の重複したレコードの以降のレコードのメタデータは、先行するレコードに値がない場合にのみ含められます。
    1. 例 1:一連の重複したレコードの最初のレコードの Comments フィールドにデータが含まれています。この場合は、最初のレコードのデータが最終的なレコードに割り当てられます。Address Manager では、一連の重複したレコードの他のすべてのレコードの Comments フィールドが破棄されます。
    2. 例 2:一連の重複したレコードの最初のレコードの Comments フィールドにデータが含まれていません。一連のレコードの 2 番目のレコードの Comments フィールドにはデータが含まれています。Address Manager では、この場合は最終的なホスト レコードの Comments フィールドに、2 番目の重複したレコードのデータが割り当てられます。
  3. Address Managerでは、重複した各レコードのタグおよびお気に入りが、最終的なレコードに割り当てられます。
  4. Address Manager では、重複した各レコードに依存するレコード (CNAME、MX、SRV など) が、最終的なレコードに割り当てられます。

Address Managerでは、アクセス権は一意のユーザに基づいてマージされます。Address Managerでは、同じユーザに異なるアクセス権が見つかった場合は、最も高い権限がレコードに割り当てられます。