以下は、Address Manager および BlueCat DNS/DHCP サーバを使用して BlueCat Cloud DNS 基本構成をセットアップする手順です。
- BlueCat カスタマー ケアに連絡して BlueCat Cloud DNS アカウント詳細を受け取ります。
- Address Manager およびプライマリ BlueCat DNS/DHCP サーバのファイアウォール ルールが BlueCat Cloud DNS ファイアウォールの要件 で定義されるネットワーク トラフィックに対して許可されることを確認してください。
- BlueCat Cloud DNS サーバ プロファイルと、カスタマー ケアから受け取ったアカウント詳細を使用して新しいサーバを追加します。BlueCat Cloud DNS サーバの追加の詳細については、BlueCat Cloud DNS サーバの追加 を参照してください。
- 外部ゾーンの非表示プライマリとして動作する BlueCat DNS/DHCP サーバを追加します。BlueCat Cloud DNS/DHCP サーバの追加の詳細については、Address Manager への DNS/DHCP サーバの追加 を参照してください。
- ゾーンを Address Manager に追加します。ゾーンの追加および管理に関する詳細は、DNS ゾーンの管理 を参照してください。Note: BlueCat Cloud DNS は、事前に署名済みのゾーンをクラウド プロバイダにデプロイすることを許可することで、DNSSEC をサポートします。DNSSEC の説明通りに DNSSEC を使用してゾーンを構成します。ただし、NSEC3 はクラウド DNS プロバイダによってサポートされないことに注意してください。NSEC3 署名済みゾーンの DNS 解決はないため、NSEC3 を使用して BlueCat Cloud DNS に DNSSEC を構成していないことを確認してください。
- BlueCat DNS/DHCP サーバのサーバ インターフェイスを使用して、非表示プライマリ DNS デプロイメント ロールをゾーンに追加します。デプロイメント ロールの追加に関する詳細は、DNS デプロイメント ロールの追加 を参照してください。
- BlueCat DNS サーバのサーバ インターフェイスを使用して、セカンダリ DNS デプロイメント ロールをゾーンに追加します。
- 最初にセカンダリ (BlueCat Cloud DNS) サーバで DNS をデプロイします。DNS デプロイメントの詳細については、手動デプロイメント を参照してください。クラウド DNS デプロイメント
イベントの読み込み方法に関する詳細は、BlueCat Cloud DNS のトラブルシューティング
を参照してください。Warning: 次のステップで非表示プライマリ (BlueCat DNS/DHCP サーバ) を更新するために必要な NS レコードが Address Manager に提供されることを確実にするには、最初にセカンダリ (BlueCat Cloud DNS) サーバで DNS をデプロイする必要があります。間違ってセカンダリの前に非表示プライマリで DNS をデプロイしてしまった場合は、BlueCat Cloud DNS のトラブルシューティング を参照してゾーン構成エラーの修正手順を実行してから操作を続けてください。Warning: レプリケーションで Address Manager サーバを使用する構成の場合、デプロイメントはプライマリ Address Manager サーバで実行する必要があります。レプリケートされたセカンダリ Address Manager サーバからのデプロイメントはサポートされません。
- セカンダリで DNS をデプロイした後、非表示プライマリ (BlueCat DNS/DHCP サーバ) で DNS をデプロイします。Note: セカンダリ BlueCat DNS/DHCP サーバが構成されたプライマリ BlueCat DNS/DHCP サーバを、セカンダリ BlueCat Cloud DNS サーバが構成されたプライマリ BlueCat DNS/DHCP サーバに移行する場合など、状況によっては、デプロイされているゾーンがすでにプライマリに存在する場合があります。プライマリにゾーンがすでに存在する場合、既存のゾーンに変更を加え、ゾーンのシリアル番号の値が増えるようにする必要があります。この処理は、デプロイメント時にプライマリ BlueCat DNS/DHCP サーバが NOTIFY アナウンスをセカンダリ クラウド DNS サーバに送信する引き金になるため、ゾーン転送プロセスを開始するためには必須です。そのためには、ゾーンの TTL を変更する方法があります。TTL を変更しない場合、ダミー レコードを追加するなど、別の方法でゾーンを変更する必要があります。
BlueCat Cloud DNS 環境への構成後のデプロイメント
アクティブ BlueCat Cloud DNS 構成のためにゾーンを追加/削除するとき、必ず最初に DNS をセカンダリ (BlueCat Cloud DNS サーバ) にデプロイしてから、非表示プライマリ (BlueCat DNS/DHCP サーバ) にデプロイしてください。クラウド DNS 環境内にすでに存在するゾーン内でレコードを更新する場合は、非表示プライマリだけにデプロイすれば十分です。