部分的クラス C 逆引きゾーンの作成 - BlueCat Integrity - 9.5.0

管理ガイド

Locale
日本語
Product name
BlueCat Integrity
Version
9.5.0

クラスレス境界での逆引き委任の動作は、クラスフル境界での逆引き委任と若干異なります。Address Manager は、RFC 2317 の『クラスレスの IN-ADDR.ARPA 委任』で説明されている方法に従います。

説明のため、192.168.1.0/24 ネットワークの逆引きゾーンを DNS サーバでホストしていて、192.168.1.128/25 ネットワークを他の DNS サーバに委任する必要がある場合を考えます。Address Manager インターフェイスからの手順は、「逆引きゾーンの委任」で説明されているクラスフル委任と同じです。ただし、DNS サーバのゾーンの形式がかなり異なります。以下の例では、デフォルトの逆引きゾーン名形式: [start-ip]-[net-mask].[net].in-addr.arpa が使用されることを想定しています。

デプロイメントのとき:
  • 128-25.1.168.192.in-addr.arpa という名前のゾーンが子 DNS サーバで作成されます。
  • 128-25.1.168.192.in-addr.arpa ゾーンの委任レコード (NS) が親サーバで作成されます。
  • 可能性のあるすべての委任 PTR レコードの CNAME レコードが親サーバで作成されます。

クラスレス逆引きゾーンを委任するには:

  1. 24 ビット プレフィックスの IPv4 ブロックを作成します。
  2. 親サーバにブロック レベルのデプロイメント ロールを割り当てます。
  3. クラスレス ネットワーク (25 ビット プレフィックスなど) を作成します。
  4. 子サーバに 25 ビット ネットワークのデプロイメント ロールを割り当てます。
  5. 構成をデプロイします。