xHA フェールオーバー - BlueCat Integrity - 9.5.0

管理ガイド

Locale
日本語
Product name
BlueCat Integrity
Version
9.5.0

通常の運用では、アクティブ ノードに関連するハードウェア、ネットワーク、またはサービスの障害が発生すると、xHA は自動的にフェールオーバーします。しかし、メンテナンスまたは検証の目的で、手動による xHA フェールオーバーを実行できます。

警告: BlueCatでは、xHA ペアのネットワークおよびインターフェイス構成 (xHA バックボーン、追加の IP サービス アドレス、VLAN インターフェイスなど) の変更直後は、手動 xHA フェールオーバーを絶対に行わないことを推奨します。このように操作すると、変更したデータが失われる場合があります。手動 xHA フェールオーバーをインターフェイスまたはネットワーク構成変更後に行う必要がある場合は、xHA ペアのアクティブ ノードとパッシブ ノード間でデータが同期するまで、数分間置いてから、手動 xHA フェールオーバーを行ってください。詳しくは、BlueCat カスタマー ケアのナレッジベースの記事 https://care.bluecatnetworks.com/kA540000000L1KR を参照してください。

xHA フェールオーバーを手動で実行するときは、xHA ペアのサーバの役割は反転します。パッシブ サーバはアクティブ ノードになり、以前のアクティブ サーバはパッシブ ノードになります。

サーバが切り離されている場合は、フェールオーバー機能は使用できません。

xHA フェールオーバーを実行するには:

  1. [サーバ] タブを選択します。タブは最後に作業したページを記憶するので、もう一度タブを選択して、[構成情報] ページにいることを確認します。
  2. 構成ドロップダウン メニューから、構成の 1 つを選択します。
  3. [サーバ] で、xHA ペアをクリックします。
  4. xHA ペア名メニューをクリックし、[フェールオーバー] を選択します。
  5. 開いたページの [xHA] と [フェールオーバー] セクションの情報を確認します。
    • [xHA] セクションには、ペアの名前とサーバ プロファイルの一覧が表示されます。
    • [フェールオーバー] セクションには、個々のサーバとその接続状態、ペアにおけるアクティブ / パッシブ状態、および、それぞれの IP アドレスの一覧が表示されます。専用管理が有効になっている場合は、このセクションには、管理インターフェイス (デフォルトでは eth2) の IP アドレスの一覧が表示されます。
  6. 必要に応じて [変更管理] で、コメントを追加します。
  7. [フェールオーバー] をクリックします。