各可視化マップは、さまざまな配色で色分けされています。ブロックおよびネットワークの色の濃度を見れば、ビジーまたはビジーでないネットワークまたは日付をツリー マップのタイプに応じて特定できます。ネットワーク データベースのビジュアル表示により、潜在的な問題を簡単に調査して特定できます。
- ツリー マップの向きによるネットワーク全体の視覚的な表現、ブロックおよびネットワークにおける IP 利用率の概要の即時提供。
- 各ブロックおよびネットワークの IP 割り当ての割合のオーバーレイ。
- IP アドレスの範囲、説明、タイプ、割り当ての割合、IP 数、容量、DHCP または静的 IP、DNS デプロイメント ロール、DNS デプロイメント オプションなどの各ブロックまたはネットワークの詳細の表示。
あまり使われていないネットワークの特定
IP 割り当てオーバーレイ マップの色の濃さにより、他のネットワークと比べて利用率の低いネットワークが一目で分かります。同じブロック内のあるネットワークの利用率が、他のネットワークに比べてかなり低い場合、調査を進めて、サイズを調整して、貴重なネットワーク スペースを取り戻す必要があるかもしれません。次の例では、ネットワーク H の利用率が、部門 D 内の他のネットワークよりも低くなっています。このネットワークは、容量の 9.4% までしか使用されていません。リソースを節約して、よりうまく割り当てるには、ネットワーク チームはこのネットワークを調査するとよいでしょう。
同様に、同じ組織に属する複数の部門間のネットワーク利用率を比較することもできます。次の例では、部門 C のネットワーク利用率は部門 D よりかなり低くなっています。
容量の上限に達したネットワークの特定
IP 割り当てオーバーレイ マップは、ネットワーク構造全体を示すため、他のネットワークよりも利用率が高いネットワークを簡単に特定できます。ネットワークの IP 空間が不足してきた場合に、予防的な対策を行うことができます。次の例で、ネットワーク A は容量の上限に達しました。IP 割り当てオーバーレイ マップを使用すると、注目が必要なネットワーク空間にすぐに気づくことができます。
ネットワーク構造全体のグローバル表示
ネットワーク空間全体のグローバルな質的な表示を確認して、ネットワーク チームによる確認および対策の候補となりうるネットワークを特定します。