データベース レプリケーションの待ち時間の監視 - BlueCat Integrity - 9.5.0

管理ガイド

Locale
日本語
Product name
BlueCat Integrity
Version
9.5.0

プライマリ サーバとスタンバイ サーバ間の平均待ち時間に関する情報を収集するために SNMP トラップ サーバを構成します。

Address Manager のデータベース レプリケーションを構成すると、プライマリ サーバのデータベースがスタンバイ サーバに複製されます。プライマリ サーバとスタンバイ サーバ間のデータベースの待ち時間を監視すると、スタンバイ サーバがプライマリ サーバと比べてどれくらい遅れているかを確認できます。

データベース レプリケーションの待ち時間は、プライマリ サーバでの WAL ファイルの作成から、スタンバイ サーバでの WAL ファイルの処理の完了までの時間の遅延として計算されます。2 つのスタンバイ サーバが構成されている場合、この値は 2 つのサーバのレプリケーションの平均待ち時間として計算されます。データベース レプリケーションの待ち時間は、次の要因に基づいて変化する可能性があります。
  • プライマリ サーバの負荷
  • セカンダリ サーバの負荷
  • プライマリ サーバとスタンバイ サーバ間のネットワーク容量および使用率

SNMP ポーリングをデータベース レプリケーションの待ち時間の値で構成する場合、BlueCat では、環境内の通常のレプリケーションの待ち時間の基準値を定めるために一定間隔にわたって値を捕捉することを推奨します。

データベース レプリケーションの待ち時間を監視するには、[管理] > [一般] > [サービス構成] に移動して、Address Manager ユーザ インターフェイスの [BlueCat Address Manager システム] ページから Address Manager の SNMP サービスを最初に構成する必要があります。Address Manager で SNMP サービスを構成したら、.replicationAverageLatency MIB をポーリングするために SNMP モニタまたはトラップを構成する必要があります。

Address Manager での SNMP サービスの構成の詳細については、「Address Manager での SNMP の構成」を参照してください。MIB 定義の詳細については、「SNMP マネージャのセットアップおよび BlueCat MIB ファイル」を参照してください。