BlueCat クロスオーバー ハイ アベイラビリティ (xHA) では、冗長サーバを使用することで、障害時の復旧に備えることができます。つまり、xHA は 2 台の DNS/DHCP サーバを 1 台のサーバとして機能させます。何らかの理由で 1 台のサーバに障害が生じた場合、もう 1 台が代わってサービスを継続します。
2 台のサーバは、DNS クエリに対して 1 台のサーバのように見えます。これは、両方のサーバが IP アドレスを共有するためです。ペアの各サーバには Address Manager による管理用に、独自の IP アドレスがあります。
サポート対象の xHA ペア
ハードウェア アプライアンス 2 | 仮想マシン 2 | |
---|---|---|
ハードウェア アプライアンス 1 | xHA をサポート | xHA をサポートしない |
仮想マシン 1 | xHA をサポートしない | xHA をサポートしない* |
サポート対象の xHA 構成
物理ペア | 仮想ペア | |
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ペア間の xHA バックボーン接続 (eth1) | 強く推奨 | 強く推奨 |
各ノードのソフトウェアの異なるバージョン | サポートしない | サポートしない |
各ノードの異なるアーキテクチャ | サポートしない | サポートしない |
有効な BlueCat フェールオーバーあり/なし** | サポートしない | サポートしない |
注: *2 台の仮想マシン間の待ち時間が 2 台の物理アプライアンスとおおよそ等しい場合で、2 台の仮想マシンが同じ物理ハイパーバイザ ホストにない場合にのみサポート対象となります。仮想 xHA ペア間の待ち時間が 2 台の物理アプライアンス間の待ち時間を超える場合、BlueCat では、このような xHA を公式にテスト/サポートはしていませんが、この機能を推奨します。この xHA はハイパーバイザ (存在する場合) によりもたらされ、フェールオーバー機能に有利となります。**VMware の vMotion やフォールト トレランスなど。