データベース レプリケーションをリセットする方法です。
データベース レプリケーションが重大な誤動作状態 (Address Manager サーバの障害や、プライマリおよびスタンバイ
サーバ間のネットワーク通信の長期的障害など) にある場合、アクティブな Address Manager サーバをスタンドアロンの動作に戻すためにはデータベース
レプリケーションを解除する必要があります。
注:
- 通常の稼働状態では、レプリケーション関連のすべての操作 (レプリケーションの構成と解除を含む) は、Address Manager の Web ベースのユーザ インターフェイスから実行する必要があります。
- レプリケーションのリセットは、予期しない重大な状況でのみ使用することをお薦めします。
データベース レプリケーションをリセットすると、Address Manager サーバ (プライマリ サーバまたはスタンバイ サーバ) のレプリケーションが無効になり、アクティブなサーバがスタンドアロンの動作に戻ります。
管理コンソールにログインして、追加構成モードにします。プライマリ サーバがオフラインのときに reset replication コマンドを使用します。そして、1 つ以上のスタンバイ サーバのレプリケーションを無効にする必要があります。
データベース レプリケーションをリセットするには:
- リセットするサーバの Address Manager 管理コンソールに接続します。管理コンソールへの接続手順については、「管理コンソールの使用方法」を参照してください。
- 管理者としてログインします。
- メイン セッション モードで、configure database と入力し、Enter キーを押します。Proteus プロンプトが変更されます。
- reset replication と入力して Enter キーを押します。
-
yes と入力し、Enter
キーを押してレプリケーションのリセットを確定します。サーバがスタンドアロン
モードに設定されると、次のメッセージが表示されます:
レプリケーションのリセット成功: これからはスタンドアロン サーバです
データベース レプリケーションがサーバで無効になり、複製されたデータベースのコピーがサーバで使用されます。データベース レプリケーション構成に別のスタンバイ
サーバがある場合は、そのサーバでもレプリケーションをリセットします。これで、2 台の旧スタンバイ
サーバとのレプリケーションを確立できます。
注: レプリケーションをリセットすると、スタンバイ サーバのスケジュール デプロイメントが無効になります。Address
Manager サーバから重複してデプロイされることを防ぐために、各スタンバイ サーバでスケジュール
デプロイメントを再び有効にします。
注: レプリケーションのリセット後、管理下にあるすべての DNS/DHCP
サーバへのフルデプロイメントを実行することを推奨します。