タグを使用すると、お使いのネットワーク設計に既存のビジネス手法や組織構成を適用する際に役立ちます。オブジェクトをタグ化することにより、ネットワーク内のアイテムを識別して整理することができます。
Address Manager のタグは、階層ツリー構造で配置されます。トップ レベルまたはルート タグ (タグ グループと呼ばれます) より下の階層の各レベルで、さまざまな要素がサポートされています。100 を超えるレベルのタグがサポートされており、複雑にネストされたタグ構造を設計することが可能です。
タグ構造は、基礎的な IP 構造ではなく、実際のネットワーク構造を表すことを目的としています。例えば、トップレベルのタグ グループが事業単位を表し、タグが各部門を表し、さらにサブタグが各課およびその他の機能グループを表すことができます。地理的な地域およびエリアについては、Address Manager v9.2.x で導入された [場所] 機能を使用できます。[場所] 機能の詳細については、「ロケーション サポート」を参照してください。
タグ グループおよびタグは、組織やプロセスのモデルとなります。DNS ゾーンおよびネットワークなど Address Manager 内のオブジェクトにタグを適用すると、組織にネットワーク リソースを効率的にマップできます。Address Manager 内のほとんどすべてのオブジェクトにタグを適用できます。タグ グループはタグを整理するために使用され、オブジェクトに割り当てることはできません。タグ グループを表示するには、[My IPAM] ページの [タグ グループ] ウィジェットを使用します。
[My IPAM] タブとウィジェットの操作の詳細については、「My IPAM の概要」を参照してください。