ネットワーク時間プロトコル - BlueCat Integrity - 9.5.0

管理ガイド

Locale
日本語
Product name
BlueCat Integrity
Version
9.5.0

Address Manager ユーザ インターフェイスから、NTP サービスを有効にし、NTP サーバの階層の IP アドレスを追加できます。

ネットワーク時間プロトコル (NTP) サービスは、DNS/DHCP サーバおよび Address Manager のより複雑な一部の機能 (xHA および DHCP のフェールオーバー、差分デプロイメントなど) にとって重要です。特定の外部時間参照も一部の組織ではレポートやコンプライアンスの追跡に重要です。DNS/DHCP サーバ上の NTP サービスは、クライアント用の NTP 同期のソースとしての役割、および提供されるクロック リファレンスを同期する別の NTP サービスに対するクライアント自体としての役割を果たします。

DNS/DHCP サーバ アプライアンスに NTP を構成するには:

  1. 構成ドロップダウン メニューから、構成の 1 つを選択します。
  2. [サーバ] タブを選択します。タブは最後に作業したページを記憶するので、もう一度タブを選択して、[構成情報] ページにいることを確認します。
  3. [サーバ] で、BDDS の名前をクリックします。サーバの [詳細] タブが開きます。
  4. サーバ名メニューをクリックし、[サービス構成] を選択します。
  5. サーバ名メニューをクリックし、[サービス構成] を選択します。[サービス構成] ページが開きます。
  6. [サービス タイプ] ドロップダウン メニューから [ネットワーク時間プロトコル (NTP)] を選択します。Address Manager はサーバにクエリを実行して、サービス設定の現在の値を返します。
  7. [一般設定] で以下のパラメータを設定します。
    • NTP サービスの有効化: このチェックボックスを選択すると、NTP サービスが有効になります。このチェックボックスを選択解除すると、NTP サービスが無効になります。
    • NTP サーバ: Address Manager または DNS/DHCP サーバ の時間の参照元となるリモート NTP サーバの完全修飾ドメイン名または IP アドレスを入力します。
    • Stratum: 追加している NTP サーバのStratum 値を選択します。この値は、[NTP サーバ] フィールドに指定されている個々の NTP サーバに関連付けられます。[デフォルト] を選択すると、リモート NTP サーバ上で設定された Stratum 値が使用されます。
    注: Stratum 値とは、リファレンス クロックに対するサーバ数である、NTP サーバの階層レベルを表します。NTP クライアントは Stratum の低いサーバを優先することによって、同期ループを回避できます。
  8. [追加] をクリックすると、Stratum 値がサーバに関連付けられ、リストに追加されます。サーバを削除するには、該当するサーバをリストから選択し、[削除] をクリックします。最上位の NTP サーバが最初にクエリされ、次に 2 番目の NTP サーバというようにリストを上から順に下がっていきます。リストのサーバの順序を変更するには、リストでサーバを選択して、[上に移動] または [下に移動] をクリックします。
    デフォルトでは、[NTP サーバ] リストには少なくとも次の IP アドレスが含まれています。
    • DNS/DHCP サーバ NTP リスト:
      • DNS/DHCP サーバを管理する Address Manager アプライアンスの IP アドレス
    • Address Manager NTP リスト:
      • 接続されたサーバ上のローカル リファレンス クロック (127.127.1.0)。
  9. [更新] をクリックします。